アングル:米金融業界、コロナ禍でNY捨てフロリダへ
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フロリダは破産しても、自宅だけは債権者の回収対象にはならないので、リスク高い商売や個人が訴訟の対象になる可能性がある人が資産が貯まったら、フロリダに移住して豪邸を購入して資産を守る手法を取ってます。商売に失敗しても残った自宅を担保にしてお金借りてば、再起出来ますので。高級住宅が多いのはそのためでもあります。
以下典型的なアセットプロテクション専門の弁護士のHP。
https://www.alperlaw.com/florida-asset-protection/florida-homestead-law/
その他債務者にとって有利な法律が数多くあり、債務者のヘブンだそうです。
https://www.coastalbreezenews.com/articles/florida-is-a-debtors-haven/面白いリポートですね。
日本で夏に都市部から軽井沢に避暑する人たちがいるように、米東部の人たちは冬になると「避寒地」として毎年の冬に、フロリダに行っています。雪が降って鳥のように南へ飛んでいく様子を指してsnowbird(スノーバード)=避寒者、避寒客という英単語もあるほどです。
4年前の今頃ですが、フロリダに行くと、ボストンレッドソックスの「B」や、NYヤンキースの「NY」のキャップ帽をかぶった人たちを街でたくさん見かけました。また、住んでいたボストンでは、地元紙ボストン・グローブが、この冬の間だけ「フロリダ宅配」制度があるほど。それだけ、フロリダというのは、米国の東部の人たちにとって身近な存在のようです。
トーマス・エジソンも、フロリダに別荘と研究室を構えて、あまりに居心地が良いものだから、友人のフォード(自動車のフォード)を呼びました。フォードもエジソンの別荘の隣に家を建てた。いまはエジソンとフォードの博物館になっています。
誰も凍り付くNYに、ずっといたくない。コロナの後押しでオンラインでの仕事も当たり前になったし、フロリダに行ってもできるんじゃないか、ということで、金融界も動いた。すごい変化ですね。
ふと淡路島への本社移転を表明したパソナの話も、よぎりました。アメリカはBLMなど都市部の暴動も大きな背景要因となっています。バイデン政権になるとより一層取り締まりが緩くなるリスクもあります。これは日本にはない米国特有の要因です。