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台湾の場合、与党の民進党は、1999年に政権を取りましたが、長年の政権党であった国民党との違いをハッキリと示してきました。タン氏の大臣就任も、国民党政権であれば、おそらく起きなかったでしょう。
民進党は多様性や人権、環境問題を重視しますが、台湾の政治では、中国との関係が、まず最大の命題としてあります。民進党は、この点において、国民党よりも独立の立場を取る、という点で、違います。中国からは独立の立場、というのは、民主主義や多様性、人権の問題でもあります。民進党が、NGOの寄り合いのようなグループから始まって1986年に選挙初参加、やがて現在の盤石な政権を築いたのは、こういった問題について有権者に明確な選択肢を示したから、といえます。
日本はどうか、SNS上で批評してもパブコメは出さない、選挙に行ってないが実態なのでは..
彼女も素晴らしいし、彼女を閣僚に抜擢したことも画期的。同時に、それができない我が国の硬直性を感じてしまう。
●以下本文のタン氏コメントから引用
「台湾はもともと、多民族国家です。ポリネシア系の原住民もいれば、数百年前に中国から渡ってきた『台湾人』、そして戦後に国民党の蒋介石と一緒にやってきた『外省人』もいる。『新台湾人』と呼ばれる東南アジア系の移民も増えている」
「かつては台湾人と外省人が結婚しようとすると親の反対に遭いましたが、民主化以降はほとんどそんな話は聞かなくなった。今では自分と違う人がいて当たり前という意識が広まっています」
「日本と台湾は、経済的な水準も、文化的、地理的、歴史的、環境的背景も似ている。完全な民主主義が実現している国は、案外アジアでは日本と台湾ぐらいです。だから、日本が学ぶには非常にいい教材なのです」
「軽度の認知症の人に優しい街」が理想の都市の姿である、というのは、この後段の話にも全部つながっているように思います。
つまり、単なる理想主義は実現不可能であり、一方で、現実だけでは何も変わらない、だから理想を持った現実主義を進もうとされているのだなと。それは、単に頭がいいということとは違うと思います。もちろん頭の良さは必要ですが、それ以上に、彼女自身にとって、切実なものとしてこのことを身体感覚を持って取り組んでいるからではないでしょうか。
切実なものとして取り組むということは、別に自分自身が認知症になるリスク云々という話ではなくて、自分自身の感覚の延長線上に問題を位置づける、という意味です。ある意味で、シンパシーではなくエンパシーというか。
それは新しい知性のように思います。IQが高いということで彼女を表現するのは、キャッチとしてはいいかもしれないですが、実際には、もっと立っている地平が広いというような、そういう素晴らしさを感じました。
https://m.youtube.com/watch?v=aamQHqtXTn0&feature=emb_title&fbclid=IwAR2NOVaDNe5bX5rK1bz48wLClkVOjCqgLpnYaEQNNDkfAmXiLDLrEgXHXkU
オードリー・タンさんが話された
デジタルは人と人とを繋ぐ手段であり、常にオープンであり、全てがその人の個性であると共に、インクルージョンであるべきとのお話に感銘を受けました。
リーダーとして大事なキーワードが盛り込まれており何度も聞いています。
昔も今もリーダー像に必要な要素でありながら、疎かになりがちな「現場主義」の大切さを改めて痛感します。