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台湾のデジタル担当政務委員、オードリー・タン氏は、間違いなく「今年の顔」の一人です。メディア露出も積極的なのですが、その分断片的に彼女の発言内容は入ってきても、まとまった量の文章を読んだことはありませんでした。そんな中、11月に初の自著が出版され、彼女の思想を深くインプットすることができました。心優しくて、芯が強くて、純粋に多様性の価値を信じている。2020年代の「新しいリーダー像」を見た気がしました。今回、インタビュアーで翻訳者の早川友久氏に、取材したからこそ分かる、タン氏の語られざる人間像を尋ねました。
彼女のインタビューを聞いたときに思ったのは「余裕」あるいは「他人に対する優しさ」。天才=目から鼻に抜ける的な思い込みは間違いであって、話す人がなんでも話したくなる大きさ(それがインクルージョンにもつながる)がなかなかえせ天才には真似ができないものだと感じました。
「8歳でプログラミングを始め、15歳で起業、そして30代で入閣。IQ180の天才ハッカー」。片や日本では老人政治家が大規模な会食の必要性を声高に叫ぶ。世界のベストプラクティスの台湾と、アジア最悪となりつつある日本のコロナ感染状況の格差も当然だな
世界で、議会制民主主義の国では、与野党の政策があまり違わない、という国が増えたといわれています。共産主義が選択肢になりうる時代ではないので、経済政策でも、あまり極端な違いは出しにくいです。
 台湾の場合、与党の民進党は、1999年に政権を取りましたが、長年の政権党であった国民党との違いをハッキリと示してきました。タン氏の大臣就任も、国民党政権であれば、おそらく起きなかったでしょう。
 民進党は多様性や人権、環境問題を重視しますが、台湾の政治では、中国との関係が、まず最大の命題としてあります。民進党は、この点において、国民党よりも独立の立場を取る、という点で、違います。中国からは独立の立場、というのは、民主主義や多様性、人権の問題でもあります。民進党が、NGOの寄り合いのようなグループから始まって1986年に選挙初参加、やがて現在の盤石な政権を築いたのは、こういった問題について有権者に明確な選択肢を示したから、といえます。
ひまわり運動をはじめ、若い世代を中心に一人一人が政治政策に関心が高く「自分たちの民主主義」というプライド(結果的に高い投票率)があることがバックグラウンドにあるように思う。

日本はどうか、SNS上で批評してもパブコメは出さない、選挙に行ってないが実態なのでは..
オードリー・タン氏についての記事を幾度となくピックしている。今回は、お父さんがジャーナリストであったことをメモ。彼女の正義感・倫理観の背景なのかもしれない。

彼女も素晴らしいし、彼女を閣僚に抜擢したことも画期的。同時に、それができない我が国の硬直性を感じてしまう。
台湾が多民族国家の歴史を持ちそのダイバーシティを受け入れ進化してきたことに膝を打ちました。台湾は大好きな国の一つで日本が"いま"学ぶには本当にうってつけなのではと思います。

●以下本文のタン氏コメントから引用
「台湾はもともと、多民族国家です。ポリネシア系の原住民もいれば、数百年前に中国から渡ってきた『台湾人』、そして戦後に国民党の蒋介石と一緒にやってきた『外省人』もいる。『新台湾人』と呼ばれる東南アジア系の移民も増えている」

「かつては台湾人と外省人が結婚しようとすると親の反対に遭いましたが、民主化以降はほとんどそんな話は聞かなくなった。今では自分と違う人がいて当たり前という意識が広まっています」

「日本と台湾は、経済的な水準も、文化的、地理的、歴史的、環境的背景も似ている。完全な民主主義が実現している国は、案外アジアでは日本と台湾ぐらいです。だから、日本が学ぶには非常にいい教材なのです」
前々から気になっているオードリー・タンさんの思想が垣間見える記事でした。
「軽度の認知症の人に優しい街」が理想の都市の姿である、というのは、この後段の話にも全部つながっているように思います。
つまり、単なる理想主義は実現不可能であり、一方で、現実だけでは何も変わらない、だから理想を持った現実主義を進もうとされているのだなと。それは、単に頭がいいということとは違うと思います。もちろん頭の良さは必要ですが、それ以上に、彼女自身にとって、切実なものとしてこのことを身体感覚を持って取り組んでいるからではないでしょうか。
切実なものとして取り組むということは、別に自分自身が認知症になるリスク云々という話ではなくて、自分自身の感覚の延長線上に問題を位置づける、という意味です。ある意味で、シンパシーではなくエンパシーというか。
それは新しい知性のように思います。IQが高いということで彼女を表現するのは、キャッチとしてはいいかもしれないですが、実際には、もっと立っている地平が広いというような、そういう素晴らしさを感じました。
今年オードリー・タンさんに、弊社メンバーが週末にオンラインで集まり学ぶ場で登壇いただいた講演内容が外向けにも公開されています。

https://m.youtube.com/watch?v=aamQHqtXTn0&feature=emb_title&fbclid=IwAR2NOVaDNe5bX5rK1bz48wLClkVOjCqgLpnYaEQNNDkfAmXiLDLrEgXHXkU

オードリー・タンさんが話された
デジタルは人と人とを繋ぐ手段であり、常にオープンであり、全てがその人の個性であると共に、インクルージョンであるべきとのお話に感銘を受けました。
リーダーとして大事なキーワードが盛り込まれており何度も聞いています。
真のリーダー像とは難しく考えず、シンプルに「現場に足繁く通い、耳を傾ける」だと強く感じます。国民の集う場所へ直接通い、しっかりと話を聞くことから、多くのアイデアが生まれる。「大臣だからこうあるべき」にとらわれず。

昔も今もリーダー像に必要な要素でありながら、疎かになりがちな「現場主義」の大切さを改めて痛感します。
この連載について
コロナ禍の停滞から世界が再起動する2021年。各界のリーダーたちは現状をどう捉え、どのような決断を下すのか。今後の世界を見通すために必読のトップインタビューを掲載する。