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コロナが世の中を変えたという言説を聞くと「またか」と思う。震災の後、リーマンの後、ユーロ危機の後・・・いつもこの手の言説で溢れかえる。
コロナは元々ある世の中の潮流を加速しただけだ。
非効率な働き方がなくなることはもともとあった潮流で、それが加速しただけだ。
市場における優勝劣敗も元々市場の機能としてビルトインされているものだが、その潮流がコロナ後に加速し、勝つ企業と負ける企業に選別が進んだ。この潮流は国家による救済や政策によって、時に減速はするが、不可逆的な長期潮流だ。だから長期運用においては、勝つ企業を見極めることが最も重要だ。
リーマンショックは金の流れが止まってほとんどの業種が悪影響を受けましたが、コロナショックは人とモノの動きが止まったので、移動接触を伴うビジネスは大ダメージを被った一方で、非接触や移動を伴わないビジネスは恩恵を受けました。
という意味では、選別が進むのは当然の流れでしょう。
PBRは時価総額を純資産で割ったもの。純資産はそれほど急変しないでしょうから、短期的には時価総額の変化で動きが決まるはず。
時価総額は、事業が将来生み出すキャッシュフローの現在価値(事業価値)に、その企業が持つ現金・預金等(金融資産)を加え、負債を引いたものと一致するのが理屈です。事業価値は各企業が持つ事業の価値で、それに金融資産を加え、負債を引いたものが、株主に属す価値になるからです。
ところで、PBRは本当に理屈通り動いているのでしょうか。日経平均はアベノミクスが始まる前の8000円前後から、2万6千円まで上がっています。金利が下がればキャッシュフローの現在価値は多少上がるでしょうが、市場全体の将来のキャッシュフローが冷静に判断して3倍、4倍になったとは思えません。結局のところ、異次元の金融緩和で溢れたカネが各企業の実力以上に事業価値への期待を増幅させて、株価を上下させているように感じます。
新型コロナウイルスで事業の生み出すキャッシュフローが大きく変わるなら、つまり将来の儲けが極端に大きくなる企業と極端に減る企業に分かれるなら、PBRが2極化するのは当然です。現にそれが2極化している以上、将来のキャッシュフローへの期待感が2極化しているのは間違いないですが、それが各企業の実力の変化を素直に表しているかどうかは別問題。期待感で増幅されているとすれば、状況が変わればその反動もあるはずです、たぶん (・・;
企業選別が進んだという好意的解釈もできますが、過剰流動性の行き場を探しているだけという側面もあると思います。
「業種を問わず、デジタル化などの構造変化に対応してビジネスモデルをどれだけ転換できるかで勝ち負けが分かれている」。JPモルガン・アセット・マネジメントの株式グローバル責任者、ポール・クインシー氏は指摘する。

まさにそうですね。
最近のIPO銘柄の上場直後の値動き見ててもそう思います。
SP495なんて揶揄されているし、指数は上昇しても指数内企業の株価格差も起きてますものね…

まあリーマンショックの時も、業種間でこういう動きがあったようにも。いまは、異様すぎる指数上昇が目立ちますが、、
長期金利との相関性が高い銀行株の低バリュエーション(PBR1倍を大幅に下回る)が目立つ。
このグラフは大変興味深いのでぜひ本文を。企業選別なのか、バブルなのか。。。そして、カナダは気になる存在です。
市場は新しい産業革命に乗った企業と乗り遅れた企業を選別する。ITとAIを駆使して、20世紀に解決出来なかった問題を解決する企業こそが、21世紀の投資家から評価される。
市中に流れた緩和マネーが、米国株を中心にバブルを引き起こしているように思えます。

テスラ株のようにマネーゲームの対象になっている銘柄もありますし。