50年「脱炭素」へ政策総動員 車、30年代に電動化―「グリーン成長戦略」で計画
コメント
選択しているユーザー
脱炭素は国内だけ見れば、エネルギー制約から合理的な選択ではないが、海外の動きを見れば、避けて通れない。これでやっと日本もこれからの欧米中とのグローバルなゲームのプレーヤーになれるということだろう。バイデン政権になって急速に動く予想で、タイミングとしてはギリギリセーフ。
電動車のうち現実的な解はハイブリッド車だろう。今、日本の新車販売で3割ぐらい。世界で5%程度が30年には30%超えるとの見通しもある。
欧州がEVというのはハイブリッド技術で劣後するから。それに引きづられて日本のメディアもEV化ということに豊田社長も怒るのは当然。
グリーン戦略は製造業だけに焦点が当たっているが、農林水産業や廃棄物処理などもっと広がりをもって深掘りすべき。日本は画一的な議論に終始しがち。
地方も地方活性化につながる特色があるべきで、画一的な温暖化対策ではいけない。
注目のコメント
自動車産業の視点では予想通り2030年代半で新車販売の全てを電動車(ハイブリッド、プラグイン、EV、FCV)とする。再エネやカーボンニュートラル燃料に道が引かれ、各産業一体となって先端技術への投資拡大に踏み込める。
欧米中の国家戦略に伍していける日本の産業競争力と成長戦略が定められた。何でもかんでもEVに変わってしまうような論調で描き続けたメディアニュースの誤解が解けていくだろう。
次は排出権取引や炭素税も含めた仕組みづくりにある。経済産業省発表の資料を見てきました。
資料1の27-28ページに、「核融合(フュージョン)」が明記されていることに万感の思いです。まだまだ道半ばではありますが、ITER計画の着実な進展が、我が国の「グリーン成長戦略」に位置付けられた事は、後々大きな意義を持つと考えています。
2020年はITERマシンの組立も夏に開始になりました。もはや、研究開発だけのプロジェクトではなく、社会実装へ向けたプロジェクトであることを、改めて実感すると共に、ここまで積み上げてきた先人の努力への感謝と、当地で建設を行っているチームの努力を讃えたいと思います。グリーン成長戦略が出ました。
資料は成長戦略会議のウェブサイトから。私はこれから読みます。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/seicho/seichosenryakukaigi/dai6/index.html