Googleに選ばれたスタートアップの挫折と逆転、ホテル特化型SaaSの「空」が業界横断サービス展開
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同じスタートアップ企業にいるものとして、事業のピボットよりも新しい人事制度の話に非常に感銘を覚えました。ポートフォリオ経営が出来ないスタートアップでは、マクロ的な変化に対するボラティリティが非常に大きくなりがちです。
大きな変化を余儀なくされた場合、フルタイム勤務前提の契約形態では企業側もメンバー側も不幸せになってしまうことが多いと思います。そういった際であってもプロジェクトベースで参画し続けられる余地を残すと言う意味では、こういった新しい人事制度は非常に効果的ではないかなと思いました。
なによりも、記事中ご自身で語っている通りこういった賛否両論でそうな人事制度を公開するのは非常に勇気がいる決断だとおもうので、そういった意味でも素晴らしいなと思いました。新しいサービス展開の成功を心よりお祈りしております。"MagicPriceは、ホテル業界に特化したバーティカル（垂直型）SaaSから、ホリゾンタル（水平型・業界横断型）SaaSに生まれ変わりました"
全ビジネスに共通しますが、業界特化型だと業界の景気にもろ左右されるので、常に横展開は考えておいた方が良さそうですね。
ただ、スタートアップだと分かっていても、横展開するリソースがなかったりするので、（これまでのプロダクトを捨ててでも）いかに切り替えを早くできるかが重要なのかなぁと。ホテル特化のsaasサービス、大打撃を受け、バーティカルからホリゾンタルへの転換、かつ、雇用形態なども新しいものを作ったとのこと。さまざまなリスクが絡み合う現代で、業種特化型は難しいところがありますね。
