黒川元検事長に起訴相当議決 賭けマージャン問題で 検察審査会
NHKニュース
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検察の判断をめぐるニュースが続く1日です。
刑事告発した市民団体が「不起訴」処分を不服として、検察審査会に審査を申し立てていましたが、告発団体によると、検察審査会が今月8日に黒川元検事長を「起訴相当」とする議決をしたということです。
検察審査会が「起訴相当」と議決したことで、東京地検が再び捜査を行い
起訴するか、改めて判断することになります。
この先の展開ですが、検察が再び不起訴とした場合、検察審査会の2度目の審査に移ります。この2度目の審査でも8人以上の審査員の賛成により「起訴議決」が出されると、裁判所が指定した弁護士によって強制的に起訴される流れです。
検察審査会は、20歳以上で選挙権を有する国民の中からくじで選ばれた11人の検察審査員が担当します。
この件、まずは検察の再捜査となります。これは驚きました。もう一度、起訴相当となれば、強制起訴されますが、その可能性は低いと思われます。もっとも、今回の起訴相当の議決も予想していなかったので、軽々には言えませんが。黒川氏にも、検察にも、同席していた記者にも、メディアにも、重い議決です。まだ救いは、この事態が週刊文春のスクープで発覚したことでしょうか。ジャーナリズムの力を見せたとも言えます。そして、もし、官邸の意向通りに、黒川氏が検事総長になっていたら、はたして今日の略式起訴はあったかどうか。私はあったと思いたいのですが。