黒川元検事長に起訴相当議決 賭けマージャン問題で 検察審査会

コメント

注目のコメント

• 松田 崇裕

  TBSテレビ 報道局 総合編集センター長 兼 報道コンテンツ戦略室長

  ・2020年12月24日

  検察の判断をめぐるニュースが続く1日です。
  
  刑事告発した市民団体が「不起訴」処分を不服として、検察審査会に審査を申し立てていましたが、告発団体によると、検察審査会が今月８日に黒川元検事長を「起訴相当」とする議決をしたということです。
  
  検察審査会が「起訴相当」と議決したことで、東京地検が再び捜査を行い
  起訴するか、改めて判断することになります。
  
  この先の展開ですが、検察が再び不起訴とした場合、検察審査会の2度目の審査に移ります。この2度目の審査でも8人以上の審査員の賛成により「起訴議決」が出されると、裁判所が指定した弁護士によって強制的に起訴される流れです。
  
  検察審査会は、20歳以上で選挙権を有する国民の中からくじで選ばれた11人の検察審査員が担当します。
  
  この件、まずは検察の再捜査となります。
• 小川 一

  毎日新聞 客員編集委員

  ・2020年12月24日

  これは驚きました。もう一度、起訴相当となれば、強制起訴されますが、その可能性は低いと思われます。もっとも、今回の起訴相当の議決も予想していなかったので、軽々には言えませんが。黒川氏にも、検察にも、同席していた記者にも、メディアにも、重い議決です。まだ救いは、この事態が週刊文春のスクープで発覚したことでしょうか。ジャーナリズムの力を見せたとも言えます。そして、もし、官邸の意向通りに、黒川氏が検事総長になっていたら、はたして今日の略式起訴はあったかどうか。私はあったと思いたいのですが。
• 中里 健治

  小さな会社 代表

  ・2020年12月24日

  では、卓を囲んだ記者たちも一緒に。だって、接待した側でしょ。