Google検索数と気象の関係が最も強いワードは「ゴキブリ」 ウェザーニューズ調べ
コメント
注目のコメント
世界の都市化に伴い増加するゴキブリが"おなら"として排出するメタンガスが、温室効果ガスとして無視できないんじゃないかと、その検証を行っている論文をサーベイしているんですが、数値に幅がありすぎてなんとも言えない。
Flatulent cockroaches adapt to climate change
https://www.rentokil.co.uk/blog/flatulent-cockroaches-adapt-climate-change/
"Yet studies have now shown that insect flatulence may account for one-fifth of all the methane emissions on this planet!"(しかし、今の研究では、昆虫の鼓腸がこの惑星でのメタン放出全体の5分の1を占める可能性があることが示されています!)
"Cockroaches release more methane in relation to their body weight than any other creature in Britain."(ゴキブリは、英国の他のどの生物よりも体重に関連してより多くのメタンを放出します。
Methanogenesis in the Digestive Tracts of Insects and Other Arthropods
https://link.springer.com/referenceworkentry/10.1007%2F978-3-319-53114-4_13-1)
Methane production in terrestrial arthropods.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC44011/
そういう意味で検索が増えているわけではないのか、、、「気象と相関が強いと思われる100の検索ワードを選定し」とありますが、もっとさわやかなキーワードは選べなかったのか、と思うようなものです。虫が出てきて、その対処方法を見つけようとして検索する場面が大変多いということではないかと思います。ちょっと暑くて飲み物が欲しいなと思っても、それで何か検索することは少ないですが、害虫系は思わず検索してしまう人が多いということでしょう。
個人的には、たとえば料理のレシピの検索ワードと気象の相関をとると面白いかなと考えています。気温が下がった日にどれほど鍋関連の検索ワードが増えているかや、カレーとシチューの境目は何なのか、など興味深いデータがありそうな気がしています。いっぽうで、夏場の例えばかき氷はレシピをわざわざ調べる人は少ないようにも思われ、検索ワードがこの世のすべてではないということも、このデータを用いる上での注意点と言えそうです。