SMBC日興、成功報酬制導入へ 資産運用コンサル強化
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個人投資家の中には「店頭や窓口で何を訊けば良いのかわからない」という人が多いです。
そういう人には営業マンに対する究極の質問をお勧めしています。
「それはあなた自身が買ってますか」
金融商品はどんなものでも「必ず勝つ」ものは100%ない。
だからこそ、営業マンは自分が勝てると思って自分も買っているものを他人に勧めるべきだ。
いわば顧客と「同じ舟にのる」べきだと思う。
営業に「預かり資産残高連動型に加え、新たに残高が増えた分に連動する成功報酬型を取り入れ」・・・
このような「ノルマ営業」の亜種を導入する前に、営業マンにも自分が売るものを買わせる制度を導入する方が良いのでは。WEB版で右に「関連する企業」として表示される企業データがSMBCフレンド証券になっています。同証券は2018年にSMBC日興証券に吸収合併されているので、ここは記事に出ている企業でもあるSMBC日興証券のデータを表示してほしいところ。
それはさておき、WEB版のこの右に出てくる関連企業の機能は、スマホ版にはない便利な機能。従来型の証券・資産運用ビジネスの利潤が消失するなか、各証券会社が新しい付加価値提供と利潤の源泉として資産運用アドバイス(コンサル)の領域に大きく舵を切っており、その事業スキームの構築や報酬体系の設計等を急ピッチで進めています。
ただ、それらスキームや報酬体系は確かに顧客と金融機関がWin-Winの関係(Interest Aligned)を築くのに重要ですが、それだけでは「仏作って魂入れず」になりかねず、本当に顧客に寄りそった付加価値を提供するための倫理観や専門性等のソフト面の充実が欠かせないのは言うまでもないと思います。