アリババクラウド、コールドチェーン情報追跡システムをリリース 食品に「マイナンバー」を
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3年半前に、とある企業と北米のコールドチェーンマネジメントのプラットフォーム構想とPoCの可視化アプリ構築を支援しました。ドアの開閉が多い冷蔵配送の末端物流において、実に行程の65%近くが温度管理値から外れていた結果が検証できた際には衝撃でした。
食品のみならず医薬品や臓器輸送などで必須となるこの取組み、またしても中国に先を越されましたか。アリババクラウド(阿里雲)はこのほど、コールドチェーン(低温物流)で配送される食品の追跡システムをリリースした。食品に「マイナンバー」にあたる識別用のIDを付与し、サプライチェーンの初めから消費者側に届くまでの全プロセスを追跡できるようにすることで、食品の安全性を確保する。