【DX】成功の鍵を握るのは「ノーコード」だ
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社内ツールがスマホで使えない(90年代のデザイン、時が止まってるアプリ...)。何かウェブやアプリで仕様変更、ボタンの位置一つ変えるのもベンダーに見積り依頼し、作業完了まで二ヶ月、これらは企業の大小問わず、ツールあるあるなのではないでしょうか。ブログサイトを立ち上げる感覚で社員目線による使いやすい社内サービスが一週間で立ち上がると十分DXが実現できます。文中にあるように今では小売がパワポスライドを作る感覚で立派なECサイトを立ち上げ、裏側の複雑な決済システム、在庫、発注システムとも連携してくれます。これらを社内で実現しようとするとテックの内製化、ガバナンスモデル構築も視野に入れ最初の一歩を踏み出すのに躊躇してしまいますが、まずはスモールにやってみる、が重要になってきます。"Every company is a tech company"という言葉があるようにまずは経営者、個々の社員レベルまでこのようなマインドセット、意識改革も必要になってくるのではないでしょうか。
注目のコメント
気軽に試してみることができるのは便利。
あえて工作にたとえて色々なプログラミングを考えてみます。あくまでも自分の感覚的な解釈です。
WEBにあるチュートリアル、短期スクール:プラモデル。部品もすべて過不足なく揃っており作り方も書いてあるので基本的に失敗しない。しかし、部品点数が多くなるとそれなりに難易度は上がるし、自分で塗装するなどの楽しみもある。ただ、そこから逸脱するのは難しい。
ノーコード:ブロック。基本的な部品を組み合わせると基本的に無限とも言える造形が可能。ただし、万人が任意の造形物を作れるかというとそこは訓練やセンスが必要。また、「こんな形状の部品があれば便利なのにいまはない」ということが存在しうる。また、強度とか他のことを気にし始めるとそこは設計に入っていないこともある。
通常のプログラミング:自分で設計図を書いてホームセンターで適当な具材を買ってきて自分で切断、組み立てなど。できることが格段に増えるが、敷居が高い。
高度なプログラミング:ない部品があれば自分で3D CADをおこして3Dプリンティングまでしてしまう。この日本だけ真っ白なマッキンゼーの調査資料には正直違和感があるし、後半の企業内業務も含めたDX化の話をするのにB2Cだけを並べたこの調査が適切な前振りとも思えない。
個人的な感想を付け付け加えるとすれば、デジタルに関する主導権をITベンダーが担ってきたのを日本の敗因とするとして、「鍵」と称してノーコードに飛びつくのはやはり短絡的だと思う。
意思決定から現場まで様々な階層でビジネスと技術の両方を理解出来る人材を蓄積してこなかったのが問題の根っこであり、そこはIT投資のあり方から人材の採用やキャリア形成も含めて企業の体質の変化が無いと結局解決しない問題のはずです。
ぶっちゃげそういう人材がいて意思決定が出来る組織であればノーコードもSaaSも適材適所で既に使っているはずです。ノーコードは問題の複雑さを隠しはしても無くしはしません。
トランスレーターなんて風変わりな言葉を持ち出さずともそれ普通にPMの仕事だったりと、エンジニア視点では正直納得感の薄い記事です。ここに出てる利用者増のデータは間違ってるでしょう。このデータによるとビデオ会議の利用を増やしたユーザーは10%以下です。皆さんの実感にあっていますか?