【ウスビ・サコ】この駅に集う人は皆、まちの住民。新しいコミュニティを育てるには
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品川駅のとなりに昨年3月に誕生した「高輪ゲートウェイ駅」。
初めて降り立った時の解放感は衝撃でした。
駅名の書体など、明らかにほかの駅と印象が違う。
また、最新の駅サービスが導入されていたり、
駅構内にいるだけで何時間も過ごせる気がします。
ワクワクを言えば枚挙にいとまがない高輪ゲートウェイ駅に
プロピッカーで京都精華大学学長のウスビ・サコさんにお越しいただき、
JR東日本開発担当者のおふたりとともにお話を伺いました。
空間人類学者として、国や地域によって異なる環境やコミュニティと空間のリアルな関係を研究されているサコさん。
テレビのコメンテーターとしてもエッジのたったコメントで注目を集めています。
山手線のなかでもっとも新しい駅がどんな新しいコミュニティをもたらすのか?
「異なる視点や文化背景を持った人が参画することで、マルチフレームな思考が可能になる」
と、サコさんがおっしゃっていましたが、この駅を中心とした“まち”の、今後の展開が楽しみでなりません。
個人的なおすすめは、エキナカにあるスタバ。
駅全体が俯瞰して眺められるし、新しいアイディアが湧いてくるような
心地よいカフェ空間です。
ぜひ、足をお運びください。東京の真ん中に作る未来型のスマート地区が、京都の外れにある大学のこの学長に意見を求める。いいセンスです。
サコさんはフィールド観察でコミュニティをデザインする専門家。「人」を起点にしている。そんなアプローチが反映されると面白い。
ぼくは未来型スマート大学iUが課題とする3点、リベラルアーツ、デザイン、多様性について、逆に強みとするサコさんの大学に教えを請うため、先日訪れてみました。
結論は、二人でM1出よか、でした。