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多様な背景の人たちが集まり、新たな価値を一緒に創造していくためには、お互いを完璧に理解することは不可能だということを理解しつつ、それでも一緒にシェアできるものもあると信じるという絶妙ななバランスが大切だとオードリーさんのインタビューを読んで改めて感じた。
このバランスが崩れてしまうと、例えば「相手のことを完璧に理解していると思い込む」とか、「どうせお互い違うことしか考えてないんだ」と信じてしまった瞬間に、本来の多様性が持つ可能性が失われてしまう。

私の会社は多国籍・多文化メンバーから構成されているのだが、組織内のコミュニケーションがうまくいかなくなることに何度も直面した。
そういう時は大抵、メンバー同士で「あの人はこんな風に考えているに違いない!」と相手を理解した気になり決めつけてしまったり、「あのチームの考えていることは自分たちのチームで目指すことと違うんだ!」と自分と相手の異なるところだけに着目し、溝を深めてしまうことから起きてしまっていた。

オードリーさんは「ざっくりした合意」が大切と言っているけど、私はそれに加えて「ポジティブな思い込み」が大切な気がする。
相手を完璧に理解することはどうせ出来ないのだから相手は悪気がなく良い思いで全てをやっていると信じること、
自分にも相手にもより良い状況を実現しようという共通のビジョンがあるはずだと信じること、そういうポジティブな思い込みは、多様な人たちが集まる中で、より良い対話やコラボレーションにつながるのではないかと私は感じている。
「Radical Transparency(徹底的な透明性)」
本当に重要だと思います。

有名なNetflixのカルチャーデックにもありますが、「情報は、広く、オープンかつ積極的に共有する」は、コミュニティー間での信頼性を構築する基礎になるのではないかとすら思っています。
特に自分の役職が上がり、これまで触れられなかった情報に触れる機会が増えると、よりそのように考えるようになりました。

【Netflixのカルチャーデックより抜粋】
Netflix社内では、文書を広くシステマチックに共有しています。ほぼすべての文書を社員全員が自由に読んでコメントすることができ、あらゆる箇所に相互リンクが張られています。各作品の動向、あらゆる戦略的決定、あらゆる競合他社、あらゆるプロダクト機能テストに関するメモが、全社員に公開されています。多少のリークもあるものの、社員同士で十分な情報を共有することにはそれ以上の価値があります。


企業内、その他コミュニティー間でも、情報が公開されない事によって、不要な疑惑や邪推、猜疑心が生まれる事が多々あるように思います。
もちろん、情報を開示する事で起こる混乱もあると思いますが、開示された情報をどう受け取るか、受け取った時にどれだけ冷静・客観的でいられるかによって自分の判断基準、リテラシーも分かり、1つのモノサシになるかもしれません。

Netflixが大切にするカルチャーとして
「社員一人ひとりの自立した意思決定を促し、尊重する」
というのが1つめに掲げられており、2つめが上記の情報開示になっています。
やはりこの「自立した意思決定」に必要なものだと思います。

「家族とドリームチーム」の違いで良く語られる同社ですが、ここにも表れている気がして、要は家族だと「親の判断に従う」って感じなんですが(ちなみに先日某社のマネジメント層の方と会話した際に、「結局情報開示しないのは、マネジメントが自分達の意思決定を説明出来る自信が無いからじゃない?」と仰っていましたが……)、チームであれば一人一人がプロフェッショナルとして意見を持ち発展的な議論をして物事を決めていく。その為に必要な情報開示、ですね。

私も最近心掛けていますし、今後も大切にしていきたいと思っています。
台湾最年少デジタル担当大臣、オードリー・タン氏の政治的信条のひとつ、「圧倒的透明性」。
私たちのインタビューも、オードリー氏による公開を前提に行われました。

オンラインにてインタビューをした時、もっとも記憶に焼き付けられたのはオードリー氏が台湾のお茶と日本のお茶をブレンドしてくれた際の手元の光景です。

手元の奥に映るオードリー氏の瞳、静かに流れ、混じり合うふたつのお茶。
どんな味わいなのだろう?と想像することに「共感性」という強いメッセージが隠れていました。

共感性は多様な価値観を繋ぐための知恵。
ただ、人は誰しも自分を肯定されたい欲が少なからずあり、何が正しいか否か、勝ちか負けかといった感情に巻き込まれることがあります。
他者への共感を見つけるのが難しい時、「ざっくりした合意」「転訳者」という氏独特の概念はとても心をラクにしてくれます。

多忙なオードリー氏が感情の整理のために大切にしているのは、心に余白を作り出す儀式。
お茶の葉や茶器を選び、茶器に触れ、お湯を沸かす。
お湯の温度を確かめ、茶葉の香りをかぎ、茶葉の開く瞬間を眺め、しっとりと味わう…という一連の行為。

お酒など、同じ液体を共有することで心の垣根が無くなっていくということはよく聞くことではありますが、お茶はどちらかと言うとマインドフルネスに近い存在なのかもしれません。

心を整え、心を見つめ、心を開く。
個人的に、こうしたことを2021年の抱負にしたいと思ったインタビューです。

ぜひ、ご一読くださいませ。
「転訳」という新たなキーコンセプトとの出会いが、面白い。

「そもそも様々な異なる立場の人たちに対して、共通の価値観を見つけるお手伝いをすることです。これを私は、「転訳者」と表現しています。
いったん共通の価値観が見つかれば、異なるやり方の中から、その人々が受け入れられるような新しいイノベーションが生まれます」

論語「述而」でいうところの「述べて作らず」という発想に近い。天下の道理は、古人の論説中にすでに包含されていて、それを見出して言葉に、行動に移すことの大切さを説いた孔子の学問に対する理念。増訳でも減でもない、「転訳」。
リセッションの最中、オードリー・タンのような人を思いやれるリーダー、どんなときも一服のお茶を大事にできる余裕のあるリーダーを社会が望み、天から遣わされような気がする。
オードリー・タンさんは日本メディアのインタビューによく応じていますが、お茶という視点からの内容は他媒体にはなく、新鮮でした。テクノロジーに精通し、政治家としても多忙な日々を過ごす中、お茶を通じて健全なリズムつくっている様子が垣間見えました。それと、オードリーさんが使っているウエブカメラの機種が気になる・・・
とても共感できるなぁ。
透明性といえば、自分自身が先ず開示しないと、相手が開いてくれるわけがないということ。一人で事を成し遂げることができる天才ならそれで良いのだろうけど、僕は凡人なので多くの助けが必要。一人よりも二人、二人よりも三人に助けてもらったほうがいい。
であれば、思いっきり自分たちのやりたい事を開示して、お腹出して、共感者を見つける&増やすことが大切なのでは、と思いながら日々過ごしてます。順番って大事だと思います。
この若さでこの徳のある感じは何だろう?
素直に耳を傾けたくなるこの感じは何だろう?
取材に参加したかったな。
プロセスを開く・・・それは当事者意識、sense of ownershipを生む仕掛けでもある。
読後に一杯の茶を飲みたくなった。
お茶で感情を整理する、2種類のお茶をブレンドして新しい味にするイノベーションで怒りの感情を上書きする、という絶妙の感情コントロール法に感動していたら、なんと伊藤園がスポンサーだったのですね。

スポンサードされたインタビュー記事として、絶妙な話の進め方でした。
今ちょうど、オードリーさんの本を読んでいます。
訳者の方がこの記事を担当されたのですね。

Au オードリー・タン 天才IT相7つの顔 (文春e-book) https://www.amazon.co.jp/dp/B08K8YDYV8/ref=cm_sw_r_cp_api_btb8FbMJP7XWE?_encoding=UTF8&psc=1

この記事に書かれている他にも、ユーモアの重要性なども説かれており、読んでいてとてもワクワクします。

あと伊藤園さんは、これを機に中国茶にも力を入れてもらえるといいな、と…
人生で一番美味しかった中国茶は、台湾でいただいた阿里山高山茶なのです。
この連載について
CHAGOCOROはPause&Inspireをテーマとするお茶のコミュニティメディアです。お茶を中心としたライフスタイル、アート・デザイン、それに関わるヒトを通じて、新たなカルチャーを発想していきます。