2020年12月21日発行 Vol.20
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注目のコメント
Scope3(MSの場合、CO2 排出量は全排出量の約 7 割)までICPに組み入れることで製品の使用・廃棄段階のCO2排出量を削減させるのか。そして各部門が CO2排出量に応じた額を負担すると。
単に使用・廃棄段階を考慮して把握するだけで終わらないんですね。この辺は、ポーズなのか世界の潮流なのかどうか知りたいところ。
>Microsoft は 2012 年以降カーボンニュートラルを目標としてきたが、更なる取組の強化を目指している。
>2030 年までに現状の CO2 排出量を半減させながら排出量以上に多くの CO2を除去するカーボンネガティブを目指し、2050 年までには 1975 年の創立以来、直接的および間接的に排出したすべての CO2 を除去する目標を今年年初に発表した。
>また、今まで自社の直接的な CO2 排出(スコープ 1)、電気・熱の使用などによる間接的な CO2 排出(スコープ 2)については、そのすべてを ICP の対象にしていたのに対し、自社の事業に関連する第三者の CO2 排出(スコープ 3)については出張(航空機利用)のみに留まっていた。
>これをさらに進めて、今年 7 月には、スコープ 3 もすべてを対象とすると発表した。
>直接管理の及ばないサプライチェーンの上流および下流にも排出削減を働きかけるチャレンジングな取組であるが、Microsoftにおいてスコープ 3 の CO2 排出量は全排出量の約 7 割を占めており、取り組む意義は極めて大きい。