5か月連続で自殺した人は前年比増 学生や働く女性などで深刻に
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少し思慮ができる人であれば今年の5月-6月の緊急事態宣言の時の状況を見て、非正規雇用率がここ20年以上続いているという事実と合わせて考えるとこの結果を予想することは容易だったと思われる。
政治家や霞ヶ関の官僚、大企業の経営者、マスコミだけが悪いのではない。私も含めて、責任ある大人たちが面倒なことから目を背けた結果である。
私も含む、私たち責任、人によっては権限や社会的影響力もある大人が果たすべき責務を果たさなかった結果がこの現象である。
私たちの不作為がこれらの人の多くを死に至らせたと考える。
悲観的な話ばかりで恐縮だが、ワクチンなどでコロナ問題が解決して経済活動が正常化しないと自殺者は減らないと思う。
もちろん、相談窓口や医療サービスや経済のセーフティネットを活用して救える命はあると思うし、それらを軽視、否定はしない。
また来月もその次の月も同じような報道を見ることとなり、そのうち社会の関心は低下し、自己責任の話となるのだろう。
自殺者の増加と本質的によく似た話はたくさんある。コロナ問題はそれまで見て見ぬ振りしてきた不都合な事実をクローズアップさせるのだろう。
注目のコメント
あまり大きな声では言えませんが、知人の女性が接待を伴う飲食業でのアルバイト?をコロナの影響で始めました。彼女は自宅から大学へ通っている大学生ですが、学生の生活状況は一人暮らしの学生のみならず、自宅から通っている彼女のような大学生も深刻なものにあると思います。私も例外ではありません。口座には現在10万円ほど、大きな出費が突然来たらゲームオーバーです。他にも友人2名がこのコロナで学費が支払えず、大学を去ることになっています。
ロックダウン直後に日本小学支援機構から貸与型奨学金がコロナ対策としてとられましたが、そちらも一人暮らしの学生が対象、今のところ、僕が知る限り実家生への支援は何一つ行われていない現状です。正直、現役大学生として感じることは「未来を担う若者」と謳う割には支援が無いな、というのが正直なところです。10万円給付も世帯主に給付という形が取られ、私の手元には来ませんでした。
このようなコロナに関連して人生が歪められた、というニュースを見る度に、明日は我が身なのではないかといったちょっとした恐怖すら感じます。最近いくつかの国で女性の自殺率が男性よりも高くなる傾向が見られるが、日本ではその兆候が顕著だ。 男女経済格差が約26%と先進国の中では際立って高い日本では、コロナ禍の影響がより女性に重くのしかかっている状況が明らかだ。政府はこの点を十分踏まえた議論を迅速に進める必要がある。