デジタル教科書使用、制限撤廃へ 授業時間の「2分の1未満」要件
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制限撤廃は時代の趨勢です。単に紙がPDFに置き換えられただけでは意味がありません。クラウド上にテキストがあり、宿題等もIDによりどの端末でも出来るようにならないと・・・。もちろん、ネットに接続できて、複眼的に物事の理解が進むように・・。単なる紙の置き換えだけにはして欲しくない。
注目のコメント
地方の教職5年目(高校国語)です。
恥ずかしながら、デジタル教科書に「授業数の2分の1未満」という要件が付いていたことを今初めて知りました…。
本校は全教室への電子黒板導入が早かったこともあり、デジタル教科書への移行は比較的進んでいます。
しかし、私立校では進んでいるICTの活用も、地方の公立校では未だに黒板と紙媒体の教科書のみ使用されており、デジタル教科書の採択さえされていないのが現状です。
また現場レベルでは、導入が実現しても扱い方を年配の先生方に説明するだけで、かなりの時間を浪費します。正直、ICT機器に挑戦できない年長者こそ、導入の足枷になっていると感じています。
そして、問題は決定権が年長者に委ねられている学校・組織がほとんどだということです。技術革新が顕著な現代では、ある程度文科省が中心となって抜本的改革を敢行すべきです。現状では、失われた平成の30年を取り戻すことはできませんし、今後も失い続けることになります。
県や学校単位での研修の必要性や、iPadやChromebookの購入、電子黒板の導入・設置、各種メンテナンスの必要性等を鑑みると、スピーディーな移行は難航しそうですが、是非頑張ってもらいたいものです。
現場は必死に動きますよ。子供のために。日本の未来のために。現場感覚で言うと、2分の1未満なんて誰も意識していないです。さらなる使用普及を図りたいのなら、GIGAスクール構想の一環として紙ベースの教科書配布をやめて、全ての子ども達にデジタル教科書ダウンロード済みPC(タブレット、スマホは使用慣れしているため×)を配布したらいいと思います。毎年の紙ベース教科書配布はあまり必要なく、教科書の内容が変更になった年だけ保管用(もちろん使用可)として配布。予算も考慮に入れないといけないですが、毎年の配布よりはベターなのでは。
デジタル教科書を制度化するに当たり、デジタルに対する漠然とした不安から、「なんとなく」設けられた規制。使い始めたらバカげた規制だと気がつく。われわれ超教育協会も、とっとと撤廃するよう提言を発していました。文科省も好んで導入したものではないので、コロナを機に早くも撤廃に向かうとのこと。結構結構。