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生鮮三品の宅配となると、アマゾンが展開しているフレッシュストアのようなリアル店舗を開設し、それを物流拠点にするというシステムが拡大しそうです。
ロジスティックが小売事業者の成長の鍵を握っています。
今回「【アマゾンvs宅配会社】の現在地」として、EC企業の自前配送が、宅配会社の競争力を溶かしている話を書きました。
ここは、小売業から消費者への流れだけの話です。
今後、近い将来、サプライチェーン全体を考えたときに、ミドルマン自身の役割低下が進み、メーカーから消費者への流れが変わってきたときには、どうなるのか?
ヤマト運輸さん、佐川急便さん、日本郵便さんの大手3社は、どうポジションを取っていくのでしょうか?
また、セブン&アイグループやイオングループなど大手流通企業は、どんな戦略を立てるのか?
アマゾンさんは、ロジスティクス的には、ここへの準備もできています。
「物流が、市場を制す!」
日本企業が軽視してきた物流は、いまこそ力点を置かなければいけません。
新しい商業のあり方として、イオンがそこまで舵を切ったら、色々と大きく変わりそうですよね。
「置き配」=「サービスレベルの低下だが慣れていくもの」、と無意識に思ってしまっていた自分からすると新しい視点
このあたり、ユーザーから見てポジティブ、ニュートラル、ネガティブがどういう割合なのかはとても気になり調べてみると、利用者の9割が便利と答えている一方、荷物が濡れる汚れる、防犯(不在がわかる)には不安も抱えているというアンケートを発見。不安も利用前と比べると下がっており、仮に対面で渡し再配達もするヤマトをプレミアムサービス的に追加コストを払って使えるとして、そこまでして頼みたいという人は少数になるんだろうな、と感じました
https://ecnomikata.com/ecnews/24206/
外出先などで宅配会社から電話が来た際に「玄関先に置いておいてください〜」が叶う場合と無理ですとなる場合があることが、なぜだろうと思っていたけれど、こういうことなのか。
コロナ禍で様々な業界の需要が大きく変動した中でも、非常に興味深い物流業界…!
配達業者の再配達や時間指定といった過剰サービスが結果的にもたらす消費者の「再配達ブルー」のようなネガティブ感情を、自社宅配や「置き配」が解決するというのは、皮肉ではありますが興味深いですね。日本での独特の商慣習のすき間をついている。
完全なプラットフォームサービスのUber Eatsと自社でのデリバリースタッフの品質を大事にする出前館のコアな戦略の違いもそうですが、デリバリーや配送の業かいは、NOTセクシーに見えて大変奥深いですね。勉強になります
スモールビジネス、特に地方の自社ECだと個別配送するしかないので個人と変わらない送料を取られます。Amazon、楽天で売れば高いマージンを取られます。
ほとんどは関東で売れるものなので、関東に倉庫を置く方がメリットはあるが、スケールメリットが出せないので個別に配送するしかない。
この課題はなかなか誰も取り組まないですね
考え方は昔から同様の考え方があってウォルマートなどがサプライチェーンで差別化を図ってきましたが、アマゾンは顧客にフォーカスしており、われわれ利用者にとって価値がわかりやすく体感できるようになりました。
日本独自の住環境などもあるので、今後、ますますローカライズされた新しいモデルが生まれてくる領域だと思っています。
緊急事態宣言が明けてから各社体制を整え始めたというこのタイミング。2021年は需要増への対応がより一層求められます。ニューズピックス毎年恒例の角井亮一氏による物流業界の予測です。ぜひご一読ください。
唯一郵便だけ面倒なことが多く、再配達する方も面倒だし、DXの余地が多いなと思います。