【物流】EC企業の「自社配送」が業界にもたらす激震
コメント
選択しているユーザー
私ども家具業界でも物流はかなりのポイント。
そもそも物流コストが高すぎて業界として苦戦しており、その中でニトリは自社配送により効率的な業績をあげています。記事の中にもあるようにサービスとしての配送も本当に重要で、特に家具業界は組み立てなども求められるので大きな差別化のポイントになりえます。
家具屋の多くは自分たちでコントロール出来ない配送クレームが多いだけに、この業界の動きはとても気にしています。
注目のコメント
たくさんのコメントありがとうございます!
今回「【アマゾンvs宅配会社】の現在地」として、EC企業の自前配送が、宅配会社の競争力を溶かしている話を書きました。
ここは、小売業から消費者への流れだけの話です。
今後、近い将来、サプライチェーン全体を考えたときに、ミドルマン自身の役割低下が進み、メーカーから消費者への流れが変わってきたときには、どうなるのか?
ヤマト運輸さん、佐川急便さん、日本郵便さんの大手3社は、どうポジションを取っていくのでしょうか?
また、セブン&アイグループやイオングループなど大手流通企業は、どんな戦略を立てるのか?
アマゾンさんは、ロジスティクス的には、ここへの準備もできています。
「物流が、市場を制す!」
日本企業が軽視してきた物流は、いまこそ力点を置かなければいけません。ダークホースはやはり「イオン」だと思っています。アマゾンの配送拠点全国27ヶ所はほとんど関東関西圏であるのに対し、イオンは日本全国の高速道路出入り口近くに689もの不動産を持っています。その半分でも物流拠点として生まれ変わらせたら、相当な競争力を持ちそうです。
新しい商業のあり方として、イオンがそこまで舵を切ったら、色々と大きく変わりそうですよね。アマゾンの「置き配」は、いざという時に中身の保証ができるから成立しており、中身がわからない宅配会社には出来ない手であると同時に、「家にいなくちゃ」「再配達めんどい」というユーザーのペインを解消するものだという考察
「置き配」=「サービスレベルの低下だが慣れていくもの」、と無意識に思ってしまっていた自分からすると新しい視点
このあたり、ユーザーから見てポジティブ、ニュートラル、ネガティブがどういう割合なのかはとても気になり調べてみると、利用者の9割が便利と答えている一方、荷物が濡れる汚れる、防犯(不在がわかる)には不安も抱えているというアンケートを発見。不安も利用前と比べると下がっており、仮に対面で渡し再配達もするヤマトをプレミアムサービス的に追加コストを払って使えるとして、そこまでして頼みたいという人は少数になるんだろうな、と感じました
https://ecnomikata.com/ecnews/24206/