「リモート or 出社」だけじゃない。10年後、私たちはどう働くか
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10年後を見据えた取組みが常に求められる…業界特性はあるものの、この姿勢は見習いたい。中期経営計画も大抵は3カ年で策定し、毎年見直している企業は数知れず。変化を予測することは、それだけ難しい…。ABWは、変化にどのように応じるかを徹底的に問い続けた一つの解だと思う。「働く」の担い手である"人"にフォーカスした空間づくりは、オフィスだけには留まらない。自宅も含めて、自身なりの"XX番目の場所"が見つけられる世界が実現出来ると良いですね。
注目のコメント
年明け早々、また緊急事態宣言が出されましたね。対面の仕事も少しずつ復活してきていた矢先、私もまた完全リモートに戻りました。
そんななかで、宙に浮いてしまっている「オフィス」という場所。私たちは、オフィス無しでも働けるのか?これからのオフィスのあり方はどうかわる?つい数ヶ月の単位で近視眼的に語られてしまうこのテーマを、10年先の未来まで考えて語る連載をお届けします。
1本目である本記事のテーマは、「リアルなオフィスはどうなるか?」。これからのオフィスは「分散する」というお話、個人的にはすごく興味深かったです。今まではオフィスといえば、本社ビルのような場所を指していましたが、これからは家もスタバもオフィスになっていく。バラバラに働くからこそ、ミッションやビジョン、バリューが大事になっていく。
「出社orリモート」の枠にとどまらない、ワクワクする議論になっています。ぜひお読みください!今から10年前にどんな環境で働いていたかを思い出すと、環境的中はリモート電話のプラットフォームは既にできており、リモート電話会議で話すことはできたわけです。会社に必ずしも出社しなくてもパソコンがあれば仕事はできていた場面だとしても、電話会議だけでは現場にいる人がmajorityで、電話先から繋ぐ人がminorityを感じるために、あえて現地に出社するという働き方でした。どうしても子育て時間で出社できないときに配慮いただいて電話会議で参加していましたが、働くということは現場にいることがデフォルトの考えでした。
10年前の頃に、今の様子が想像出来たでしょうか、まさか会社のフロアに誰もいないなんてことが起きるとは予測できなかったと思います。
昨年から環境をどこもかしこも急ぎリモートワークへシフトして、会議に参加する誰しもが同じ対等な参加の立場としてリモートワークになりました。コミュニケーションをオンラインで活性化させるために、コラボレーションツールをどんどん取り入れ、チャット、ワークショップツール、TODO管理、感謝を伝えるプラットフォーム、相手へフィードバックするプラットフォームなどなど、さまざまなオンラインツールを使って、全てリモートでコミュニケーションを活性化しています。
それでもまだまだ人の成長や組織の構築においては発展途中であり、アジャイル的に繰り返し取り込み、成功と失敗を経験して、最適なワークプレイスの確立に繋がるのだと思います。
これまでの10年とこれからの10年のデジタルの進化やワークプレイスのあり方、働き方は劇的に変わると思います。
また10年後に、昨年からのこのワークプレイスの環境の変化を振り返りたいですね。オフィスの未来の在り方について語られる時に、大勢として"オフィス=コミュニケーションの場"という流れですが、コミュニケーションすらもリモートでも十分になる未来が遠からず訪れると思います。オフラインの在り方を考えるに際しては、テクノロジー進歩への正しい推察なくしては大外しする。
加えて、10年後の各業界を推進していくのは、今の2.30代の世代。この世代がどんなコミュニケーションを理想として、生産性やモチベーションを維持しうるのか見極める必要がありますね。
上記のような複雑性の高いプランニングを決め打ちで行い、最適解に導くことは不可能です。空間の在り方も常にPDCA やA/B テストを行い続け、改善を繰り返すべきなのです。