【革新の真実】TRON発明者と大手損保CDOが語る「IoTで進化する損害保険」とは
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GMOVenturePartnersとしてはアメリカのFintech領域も重点投資対象としています。Hippo社は日本での知名度こそ低いですが保険テック領域で重要なリーディング企業として以前から大変注目しています。
日本のメガ損保による大規模な投資と提携、すばらしい一手だと思います。多彩なデータとIoTを活用し、新しい火災保険を提供するパイオニアであり注目のユニコーン、シリコンバレーのインシュアテック企業、Hippo社をご存じでしょうか。
同社へMS&ADグループが360億円という大型出資したというニュースが国内外を巡った先月末。
そのプロジェクトを率いた三井住友海上の副社長でMS&ADグループのCDO(Chief Digital Officer)である舩曵真一郎氏と、TRON開発者でIoT研究の第一人者であるINIAD学部長の坂村健氏の対談が実現しました。
対談場所は、京都の南禅寺そばにあり、国の名勝に指定される京都・對龍山荘という数寄屋造りの素敵な邸宅。
室礼の素晴らしさはもとより、室内から見える借景のお庭は、うっとりするような日本ならではの美が溢れていました。
そこを選んだ真意は、たとえ何億円の保険金を支払っても、火災や事故に遭ってしまえば歴史ある貴重な文化財は取り戻すことはできないということ。
文化財に限らず一般の家屋であっても、二度と取り戻せない価値が詰まっています。
日本の歴史ある大手損保会社が英断したHippo社への出資。
今後、Hippo社が創り出す“住宅エコシステム”が日本にも浸透していき、私たちの住まいにおいてもIoTセンサーの技術やデータ分析によって火災や事故を未然に防ぎ、被害も最小限に食い止められている…といったことが、遠くない未来に実現するのではないでしょうか。
防災や減災の観点でのイノベーションが日本で進んでいくことを願ってやみません。最近、損保系の方々との接触頻度が高い。それはこの分野がダイナミックに動いていることの証左だ。自動運転などの進化で従来のドル箱が消えると言う危機感が変化を強烈にドライブしているんだと思う。
対談が行われた場所の雰囲気をもう少し味わいたいと思ったのは僕だけ?