太田光さん、名誉毀損で勝訴 新潮社に440万賠償命令
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高額賠償は報道を萎縮するとかいうコメントを見て、ああ毎日新聞の役員かなんかが書いてるのか。。。と納得です。嘘や虚偽をまともな取材もせずに報道して、人を傷つけて、それが報道というのなら無くなってしまえ。
恥ずかしいコメントをしていると自覚した方がいい
注目のコメント
賠償金の金額440万円が高額なのかという議論はですが、私は安いと思います。特に太田さんのように多くの人たちに見聞きされる仕事の場合は、ダメージは440万円なんてもんじゃないでしょう。
賠償金額が高いと報道が萎縮するという主張は、ひっくり返せば間違って名誉を毀損しても賠償額が少ないなら怖くはないということになります。自分たち報道メディアは、誤報で人を傷付けても許される特別な存在だと言っているのと同じで、今の時代、最も嫌われる主張です。だからマスゴミなどと言われるのです。私はマスゴミという言葉は大嫌いですが、これではゴミ扱いされても仕方ないでしょう。
それと相手が政治家なら間違って叩いても許させると受け取られる主張も、思いっきりズレていると思います。太田さんの記事は、読んでいても詰めが甘いと思いました。新潮社は控訴の方針なので、これ以上のコメントは控えます。この裁判とは別のものとしてコメントします。
賠償金は440万円でした。名誉毀損訴訟の賠償金が跳ね上がったのは、2001年に最高裁の下部機関の司法研修所が新たな算定基準を打ち出してからです。背後に政治の圧力があったとも言われました。書きっぱなしのあげくに賠償金が低すぎるというのは、確かに問題ですが、一方で、高額の賠償金は報道の萎縮も招きます。本来伝えられるべき不祥事が、恫喝で封じられることも起きえます。政治家は負けとわかっていてもポーズとして訴えることも多いと思います。損害賠償額高額化について、日本雑誌協会は2009年4月、「雑誌ジャーナリズム全体を揺るがしかねない事態を招いている」と 抗議する声明を発表しています。そういう議論があることも知っていただければと思います。これは太田さんの裁判とは別の一般論です。