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前回コラムが好評頂いたこともあり、その続編として書かせて頂きました。現状、21年についてはドル安予想が優勢であり、私も春先頃まではそれでいいとは感じています。しかし、前回コラムでも言及したように、今のインフレ期待が放置されれば名目金利は恐らく上がるでしょう。誤解する向きが多いですが、利上げや正常化に関心を持たなくても市中金利の上昇が、ファンダメに沿ったものなら一定の範囲でFedは容認する可能性があります。その際にドル全面安が継続可能だろうか?という視点も重要です。ドル高局面再来はないでしょうが、ドル安底打ちは有り得ます。

また、為替は相手がある話です。今年のドル安の裏には(NEER寄与度分解で9割は)ユーロと元の上昇がありました。タイトルに元が入ったのはそのためでもあります。その視点に絞って分析してみました。宜しければ、ご笑覧下さいませ。
世上言われる通り「一番大事な変数は何を置いても米金利」と認めつつ、一旦それを脇に置き、2020年に米ドル相場を相対的に押し下げた人民元、ユーロ、円を取り上げ、この3か国・地域に共通する経常収支大国という特徴、なかでも大きく貢献した中国とユーロ圏は稼いだ米ドルが自国通貨の買い切りに回る貿易収支の黒字が大きな国だということに着目した分析と理解しました。いつもながらデータに基づき分かり易くなされた唐鎌氏の解説で、「2021年の為替見通しを検討する際の参考になれば幸いである」とある通り、大いに参考になりました ( ..)φメモメモ
3つの中で「語るべきことは多くない」と斬り捨てられている(笑)円と、元・ユーロ・米ドルとの違いが気になって2010年を100とした各通貨の実力を見てみたら(BISによる)、記事にある名目ベースで人民元が119.73、ユーロが108.09、米ドル自身も120.7と上がっているのに対し、円は90.31と下がっています。彼我の物価の差を考慮した実質ベースだと円の弱さは更に際立ちそう。米ドル≒人民元>ユーロ>円と並ぶこの順番、なんだかそれぞれの経済力を表していませんか (・・?
円高を怖れ円安を望む声が多いけど、通貨の強さは国の強さという側面があるのです。「リスクオフの円買いも、2020年がそうだったように、かつてのような派手な動きにはなりにくい」、「ヒステリックな円高を招く源泉となる貿易黒字は今後も戻る見込みが立たない」というのはその通りだろうな・・・ と思いつつ、我が国の成長力と円の弱さを感じてちょっぴり寂しい気分です (^^;
コロナ落ち着いたら海外旅行に行こっと