政府ウェブサイトを一元化へ 目的別で検索しやすく、省庁縦割り打破
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よくWebサイトを構築する際に、かっこいいデザインにこだわったり、細部まで統一感を持たせることに異常にこだわったりする方がいます。けれど実はWebサイトにおいてそこまでこだわったところで、ユーザーにとってはどうでもよいことだったりするのです。
真にユーザーにとって重要なことは、スムーズに目的のページにたどり着き、目的が果たせることなのです。すべてが1か所にあることではないんです。そのため、Google等で検索したときに、日本政府のトップページに連れていかれるより、目的の単体ページにダイレクトにたどり着けるということが重要なのです。
Webサイトは常に「ユーザーファースト」であるべきなのですが、細部への異常なこだわりなどの「提供者ロジックの押しつけのようなユーザーファースト」になっていないかは、しっかりと意識することことが大切だと思います。散在している情報が統合されて、行政関連の情報がどこにあるか明確になるのは、行政サービスの利便性向上への大きな前進です。
ただし、ここで書かれている目的別の情報構造が使用シーンの大多数において最適かどうかは、検証の必要があります。
・現状の利用量の洗い出し、初期設計に活かす
・設計案が本当に機能するか検証する
過信せず、事実に基づき、仮説検証型での実現を期待しています。政府のウェブサイトは本当にバラバラ、使いづらいので基本は良いことだと思います。が、APIを公開して、民間事業者も行政のポータルサイトを作れるようにして"使い勝手競争"をさせた方がより便利になる気はします。なかなか独占企業のままではユーザーファーストにはなっていかないので。