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敵の射程圏外から攻撃できる巡航ミサイルの開発 閣議決定

NHKニュース
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  • 笹川平和財団 上席研究員

    「ミサイル防衛」は、飛んでくるミサイルを撃ち落とすだけでは、常に攻撃者が圧倒的に有利です。また、100%、ミサイルを撃墜することは出来ません。米国の試験では、イージスシステムとスタンダードミサイルの組み合わせでも、撃墜率は80%前後です。オバマ大統領は「そんなに撃墜率は高いのか?」と聞いたくらいですから、弾道ミサイルの撃墜はいかに難しいか分かります。
    さらに中国やロシアは、撃墜が困難なミサイルを開発し配備しています。単純に放物線を描くのではなく、ターミナル・フェーズと言われる落下の段階で飛行経路を変えられる弾道ミサイルや超音速巡航ミサイルなどです。
    しかし、迎撃するのが難しいからと言って、1発でも核弾頭の弾着を許す訳にはいきません。だからこそ、「敵のミサイル攻撃阻止」という考え方が必要になるのです。敵がミサイルを発射した直後のミサイルは、速度ゼロから加速中ですから、全飛行経路の中で最も遅く、また加速のためのブースターが全てついたままの状態ですから、最も大きい状態です。そのため、ミサイルの全飛行経路の中で最もミサイルを破壊しやすい状態にあると言えます。また、敵のミサイル発射機や、指揮システム・通信システムといった発射関連システムを破壊すれば、以後のその発射機からのミサイル攻撃は無くなります。
    米国は、2019年のミサイル・ディフェンス・レビューという文書の中で、明確に敵のミサイル攻撃阻止という考え方を述べています。核弾頭の着弾は、日本にとっても許容できないはずです。日本も、イージス・アショアの代替といった狭い議論ではなく、敵のミサイル攻撃からいかに日本を守るのか、広い議論が必要とされています。


  • 暦オタ・ガジェオタ・ミリオタ・時々謎のPro Picer

    例によってスタンドオフ(射程外からの攻撃)と敵基地攻撃能力を混同させるような書き振りになっていますが、改修のベースとなるのは12式地対艦ミサイルで、その射程や用途からして沖縄本島から直接尖閣諸島に来寇する敵艦隊を迎え撃つ目的だと思われます。
    この用途のミサイルは、元々アメリカLRASM対艦ミサイルを導入する予定だったのですが、この調達がうまくいかなかった為、急遽国産化に舵を切ったと見られています。

    この決定自体には問題はないと思いますが、イージスアショア計画撤回の大きな要因となった地上用AN/SPY6レーダーシステムの調達失敗など、どうも最近アメリカからの兵器調達は何かとケチがついている印象です。

    専守防衛という戦略的には極めて不利な戦い方を国是とする以上、必然的に攻撃側を上回る量、又は質の兵器を装備する必要があり、その意味では昨今の近隣諸国との相対的な防衛能力にはやや不安が残ります。


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    イスラエルは多層ミサイル防衛システムをつくりあげていて、敵ミサイル発射と共に陸海空から様々な高度で多数の迎撃ミサイルを発射します。そのために実証実験を繰り返していますが、このようなシステムは数多くの実証実験を繰り返さなければ実用に耐えないでしょう。もちろん、最善は敵ミサイルを発射させないことなので、シリアやレバノン、イランの敵ミサイル部隊を先制攻撃する、という選択肢が非常に重視され、装備や訓練に多大なコストが割かれています。
     イスラエルとしては、UAEやサウディアラビアにもミサイル防衛システムを設置して、イランのミサイルをより早期に迎撃できるようにしたいでしょう。これが、イスラエルがUAEやサウディアラビアとの国交正常化を急いできた理由の一つでしょう。
     ミサイル防衛は、技術的に非常に困難で、莫大なコスト、長期の実証実験、同盟国との連携が無ければ、実際に使い物になるとはいえません。日本は、イスラエルに比べれば絶対的に敵対するような国は無いので、ミサイル防衛システムの構築が困難なのであれば、外交によって敵ミサイルが発射されない状況をつくりだすことの方が、実現性の高い選択肢となるでしょう。

    https://news.yahoo.co.jp/articles/4221c221db1249f82516fcc5d999d16e1e5a2d6c


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