【横山直人】「AI二極化時代」の3つのトレンド
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「AI活用による企業の二極化はすでに始まっている」
AI活用の最前線にいる身としても、この二極化は実際に進んでいると感じています。
「AIを使うのが当たり前」な企業とそうでない企業においては、プロダクトやサービスの企画の段階からスタート地点が異なってきます。また、業務改善や利益改善などにおいてもAIという武器をネイティブに使えるか使えないかは大きな差を産むのだと思います。
消費者サイドから見ても、AIによるアルゴリズムを使いこなしているサービスとそうでないサービスを比べたら、当たり前のように前者を好むようになると思います。この消費者の価値観の変化についていく企業が、企業競争力を維持・発展させられるのだと思います。
注目のコメント
2020年のAIトレンドを寄稿させて頂きました。
①世界の潮流、②現場の体感値、③来年の注目領域
にフォーカスして書きました。
30年後、子供たちが幸せに生きられる社会のために、
今われわれにできることがあると思っています。
フライウィールで、素晴らしい仲間と一緒に、
来年も新たな挑戦をしていきたいです!「AIであること」だけで注目を集める時代は終わり、AIを使ってどのような成果が出るかが、シビアに問われる時代に移っているように感じます。その中で、AIが進展する鍵を握る領域について、3つのポイントから解説いただきました。
「2021年は、リスクをとって投資し、大きな変化をやりきれる企業と意思決定できない企業の差がはっきりとわかれる大事な1年になるのではないでしょうか。」
私自身、大学院で統計を専攻し、実業でも自分で作った多変量解析のモデルを用いて商品ごとの需要予測の精度を向上させてきました。
アマゾンでも、AIによる需要予測が用いられていましたが、自負があったので自分でもモデル設計し、勝負を挑んだところ、結果は「惨敗」。AIの方が精度が高く、恣意的、感情的(好きなものが売れると信じたい)な判断や、打ち間違いなどのヒューマンエラーもない、と痛感しました。
以降、AIありき、どうすればAIにもっと良い仕事をしてもらえるか、という観点で考えています。未来の話ではなく、現実には既に過去の話として、AIによる価格交渉、需要予測、受発注管理、プロモーション計画策定等が実施され、人間はAIにできない領域を探し出して懸命に付加価値を生み出す、という状況になっています。