ロビンフッド、6500万ドル支払いに合意-注文巡るSEC調査決着へ
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注目のコメント
ロビンフッドにとって65億円という罰金は一時的には痛い損失だけれど、利用者の信頼を得るための費用と考えれば納得がいく額ではないでしょうか。2021年にはIPOを計画中。そのための代償でもあります。
投資家保護、コンプライアンス遵守。ロビンフッドはようやく一人前になりました。データとどう向き合い、データをどうやってマネタイズ
して行くかが、新しい時代の金融ビジネスにおける最重要
テーマの一つになる。それを確信させる動き。
SECは、一罰百戒の意図を以って今回の決着を行ったはず。
これを契機に「データの活用」と「情報の保護」のバランスについての議論が加速し、新しい金融を支えるルールが形成されることになると期待したい。
過去の歴史を振り返ると、米国はこういう事態が起こってからの立ち上がりの力がすごい。今回もここから持続可能な新しいビジネスモデルが生まれると思う。ポイントは、オーダーフローを販売したことではなく、それを顧客に適切に通知していなかったこと。逆に、オーダーフローの販売は、規制準拠していたという風に捉えられる。
取引量が無料のRobinhoodの発注の仕組みについては、①・②でコメントしてきた。興味がある方は合わせてご参照いただきたい。9月に6.6億ドル調達報道があり(③)、それの1割程度の支払い。
①https://newspicks.com/news/5015410
②https://newspicks.com/news/5197136
③https://newspicks.com/news/5250974