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この視点は面白い。
先日のクランチーロールの買収のニュースでも気になってたんですが、実はソニーグループってコンテンツを多面的に収益化するノウハウをためつつあるんですよね。

鬼滅の刃においても、アニメ制作をグループ会社のアニプレックスがやっているだけでなく、Lisaの楽曲提供はソニーミュージックで、編集作業はソニーPCLで、今後ゲームはプレステで出てくる、と一つのコンテンツがヒットすると、グループ全体に収益をもたらすことになる模様。

「ソニーは特定のコンテンツを囲い込むリスクを取るより、1つのコンテンツをさまざまなメディアで収益化する仕組みを持ち、そのための準備を長年かけてやってきた」というくだりが非常に興味深いです。

ある意味、自分達でコンテンツを作って多面的に展開する任天堂とは、また違うアプローチですよね。

一時期はソニーがコンテンツ会社を買収したことが、家電メーカーとしてのソニーの選択肢を縛ってしまって、ソニー凋落のきっかけになったという分析もありましたが、実は新時代に向けてのビジネスモデルのシフトを地道に積み上げてきていたと言えるのかもしれません。
ソフトとハードの両輪…と言っていた頃から何度でも収益を上げることには拘ってきたソニー。テープやCD、BDあたりはまさにソニーのそうした収益へのこだわりから生まれたメディアでもあり、ソニー自身が開発し特許を取得して磁気テープやCDを製造してるし今もしている。CDなどの読み取り用の光学ヘッドもそうだし、プレーヤーもソニーが作ってきた。
音楽コンテンツやらアニメは権利関係がややこしいので、少しだけ絡むくらいならビジネス全体にどっぷり浸かってビジネスを生み出す方がいいというのは理屈はわかるが、そもそも論でどっぷり浸かってあれこれの事業に手を出すのは相当大変だろう。漫画こそ集英社原作でもアニメ化に伴う諸々の収益をどう分け合うか、などきちんと青写真を描かないと不満を抱く人も多いだろうし。
鬼滅の刃で面白い現象はやはりアニメ化したことで更に大幅に原作単行本の部数を伸ばしたことだろう。良いアニメ化は原作にも良い影響を与える好例だろう。昔のアニメ化だと原作に追いついてしまいそこからつまらないオリジナル展開になり、作品の質を貶めることもよくあったが、(ワンピースなどでは未だに多い) 鬼滅の刃に関してはそうした問題もうまく避けて劇場に繋げヒットを加速させるというウルトラCをやってのけてる。

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