6万4千円のドライヤー、ヒットの裏側 中国に学ぶパナ
朝日新聞デジタル
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注目のコメント
いい記事ですね
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――CNA社の強みは。
「ほとんどの製品を中国で開発し、生産から販売までできる能力がある。家電と住宅設備だけで1800人のエンジニアがいるからこそだ。白物家電は文化の商品だ。冷蔵庫は食文化、洗濯機は衣類の文化の延長線上にある。市場ごとに味付けを変える必要があり、それに対応できるのが強みだ」
――8月に発売したIoT対応ドライヤーが注目を集めています。
「1月くらいに開発に着手し、スマートフォンとの連係を意識した。開発スピードも日本に比べて20%くらい短い。だが、もっと短くする工夫をしないといけない」
――中国で開発した家電を日本に「逆輸入」する考えは。
「中国のような新しいものを受け入れるマーケットで、人々の生活に深く入り込んでいくような家電製品をつくる。それを日本や他の国に提案するというのも重要だ」