DHC会長、在日コリアンへの差別的メッセージに批判殺到。過去にも「なんちゃって日本人」と発言
BuzzFeed Japan
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自分と他人を分ける小さな違いを見つけ出すことは生き物の自己保存本能であり、違いを見つけたら必ずそこに好悪の感情が生まれる。という研究者のインタビューを我々のサイトで紹介したことがあります。
「差別はいけない」は、ほとんどの人が理解していることですが、このインタビューを読んでから、人間は意識の中から差別の感覚をゼロにはできないのではないか、と思うようになりました。だからこそ大切なのは「なぜ差別はいけないのか」「日本に在日コリアンの人が多く住む現実はどういう歴史から生まれたのか」といった、一歩先の問いを自分に向けてみて、考えること。その先に「異なる存在に対する排除の気持ち」が「異なる存在があることは豊かなことだ、という気づき」に転じる時がくるような気がします。
(参考)
「犬や猫にだって差別がある」と言う研究者 それは生き抜く本能だから
https://globe.asahi.com/article/13960710先日話題になったNIKEのCMの時は、日本にはかような差別はないという意見がSNS上で結構見られた。
現実には、このようにド直球の差別がはっきり存在するわけだ。そういう差別は社会的に許されない、立ち向かっていくべき対象であるというNIKEの企業姿勢は妥当であると改めて思った。2年前の共著「フェイクと憎悪」でこう書いた。
「ヘイトがフェイクを拡散させる味付けになり、そのフェイクが社会を分断し、異なる「陣営」に対するヘイトを生む。フェイクとヘイトの負のスパイラルだ」
ヘイト言説の多くにはその根拠にフェイクが混じる。つまり、意見としておかしいだけでなく、根本的に間違ってることが多い。