LINE、12月29日に上場廃止
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注目のコメント
LINEとの統合に向けたプロセスも終盤に差し掛かっています。
残るプロセスを経て来春に統合を果たし、「日本・アジア発のAIテックカンパニー」となる事を目指し、世界のインターネットに「もう一つの選択肢」を提示して行きたいと思ってます。
(それができなければ、巨大プラットフォーマーの狭間でYahoo!もLINEも埋没するという危機感を持ってます)
ぜひ皆さん、サービスの利用を通じて応援して頂けますと幸いです!2年前から言われているので統合自体のニュース性はありませんが、LINEについて日本企業と誤解される方も多いので、日本人が希薄になりがちなセキュリティー意識に関してのコメントです。
今回折半出資するネイバーとソフトバンクについて、ネイバーは韓国企業、ソフトバンクは日本企業ですがご存知のとおり中国との結びつきが極めて強く2017年には中国との関係を懸念する米国当局の対米外国投資委員会 (CFIUS)による業務制限を受けています。
諜報活動などしていない、としか表には出ませんが、コミュニケーションや決裁履歴等が他国の政府に筒抜けになるリスクがある、という点は意識におき情報管理については留意しておくべきだと思います。
(参考)
https://www.sankeibiz.jp/smp/macro/news/180406/mcb1804060903021-s1.htm今朝の日経朝刊の記事でLINE幹部の「我々はサービスを生み出せても、稼ぐ力が弱かった」と振り返ったコメントが出ていました。
華々しく上場しただけに同社の業績には物足りなさを感じる向きがあるのは確かです。
ただ、コミュニケーションツールとしてのLINEが今ひとつだったのは、LINEという会社の本質的な実力が足りなかったというよりWhatsAppやWeChatと比べてそもそも不利な環境にあったことが大きな要因だと考えています。
自分自身WhatsAppなんかより使っていて遥かに楽しいし日本発のサービスを広めたいので、海外へ行くとスマホでLINEスタンプだとか見せてあげて「WhatsAppなんか止めてLINE使えよ」って友人に勧めるんですね。
みんな「さすが日本!かわいいねー!!」なんて、キャッキャッしながら、その場は盛り上がるんですが、いかんせん周りに使っている人がいないから誰も使ってくれないんですよね。
WhatsAppは当然英語版からスタートしたので瞬く間に世界中に広がったわけですが、中国からの移民が世界中に散らばっていることもありWeChatも世界中で使われています。その点、日系人がいるところって限られています。
たとえば、ヨーロッパの人たちも相手に合わせてWhatsAppやWeChatを使い分けていますが、LINEは合わせる相手がそもそも周りにいないんですね。
勧めても全然使ってくれず寂しい思いをしましたが、確かにこの不利な状況下で広めるのはシンドイなぁと感じたものです。
兎にも角にも今後に期待しています♪