【動画で学ぶ】あなたは、なぜ人の名前を思い出せないのか?
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注目のコメント
専門用語を出来るだけ使わず、日常生活と脳の仕組みを分かりやすく伝えてますね。
ただ、分かりやすいがゆえに、大切で複雑な部分が抜けているので、補足したいです。
脳とコンピュータは比較して語られがちですが、違いもあります。
動画では、「脳=CPU」とされてますが、記憶も含まれるので、「脳=CPU+メモリー等」とするのが一般的です。
また、情報を0 or 1で送るとありますが、単純なコンピュータとの違いは、神経細胞の中では0~1の間の状態があることです。その過程では、イオンや神経伝達物質(ドーパミンなど)による「物理」ではない生命ならではの「化学」の複雑な反応があります。
その辺は、説明が複雑になるものの、コンピュータと異なる脳の複雑さに関係してるので、理解しておきたいです。脳科学の「きほんのき」をアニメと実写映像でわかりやすく解説する動画です。取材とナビゲーター(声)を担当しました。
りんごを見た時、なぜりんごだと分かるのか、久しぶりに会った人の名前がなかなか出てこないのはなぜか、逆に好きな人の名前は絶対に忘れないのはどうしてか——。すべては、脳の中に1000億個もある神経細胞の活動で説明できます。
さらに、脳の中では情報が電気的な信号でやり取りされているのですが、その具体的なイメージも掴んでいただける内容になっています。
よくコンピューターとのアナロジーで語られる脳ですが、コンピューターと違うところも多々あります。
その1つが、神経細胞同士の接続部分「シナプス」で、電気的な(つまりデジタルな)信号が「神経伝達物質」というアナログな化学物質に一旦変換されること。情報伝達の根本的な仕組みが、神経細胞同士の継ぎ目でいったん変わるのはなぜなんだろう…。興味がつきません。今、コンピュータ技術の発展によって急速に研究が深化し、イーロン・マスクも注目しているホットな脳科学の世界。
記憶や感情、認識など「私」を作る「脳」の基本をぎゅっと10分に詰め込みました。初めて見ても脳のきほんを理解できる。第一回のインフォグラフィックスをご覧いただいた方は、より立体的に理解できる、そんな動画を目指しています。
ちなみに裏テーマは「子どもが見ても面白い!」でした。もうすぐ冬休み、小学生や中学生のお子さんがいる方は、ぜひ一緒にご覧になっていただけると嬉しいです。