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https://www.fda.gov/media/144245/download
私の医療機関でも、来週にはワクチンが届き、接種が開始になるとの連絡があり、ワクチンを打たれる側でなく打つ側のボランティアの募集も始まりました。
インフルエンザワクチンは医療従事者の接種がほぼ義務化されていますが、新型コロナウイルスワクチンに関しては、今のところ自由意思に任せるとされているのが印象的です。ただし、病院CEOの「私がワクチンを受ける理由」付きですので、そのように誘導しているようには見えます。
こちら米国では来週からの動きが慌ただしくなりそうです。
当初は数年かかると言われていたワクチンが、なんと当年中に届けられました。ほんとうに開発者のみなさまの努力には頭が下がります。
経済持ち直しに向けての大きな節目となればよいのですが。
今回のワクチンは本物のウイルスそのものを使って作る従来型のワクチンとは全く違う方法で作られ、通常なら数年かけるだろう経過観察を飛ばして英国、カナダ、そして米国が承認したゆえ、新型コロナウイルス感染が本格的な問題になって半年ほどで完成し、1年を待たずして接種可能なところまで漕ぎつけることが出来たわけ。凄いことだと思う反面、我が国がこの分野ですっかり立ち遅れたように見えるのが残念です。
とはいえ、本物のワクチンが投与されたのは未だ2万人かそこらで、95%の効果が確認されたのは2回目の投与から7日目ですから、このワクチンが3ヵ月後、6ヵ月後も有効に作用するかどうか、5万人、10万人に一人かもしれない重い副作用があるのかないのか、1年後、2年後、あるいは長い時を経て広範な副作用が現れないかといったことはおそらく分かっていないのが実情だろうと、これも素人ながら思います。仮に厚労省、そして我が国の政府が接種を認めたり奨励したり、まして強制したりしたら、それを咎めて反対の論陣を張ることは容易ですし、接種を躊躇する人も増えそうです。
さて我が国はどうするか。お前はどうかと聞かれたら・・・ 比較的致死率が低いと思われる新型コロナウイルスですが、人々の間に“恐怖症”が広がって、働き盛り、学び盛りの人たちの未来が暗くなりかねない状況下、これだけの効果と現時点での副作用の少なさが確認されているなら、喜んで受けますと答えそう (^^;
英国、カナダ、サウジ、メキシコ、バーレーンに続き6カ国目、欧州も来週の見通し、日本はどうか?
米国では生死に関わる問題ですが、日本ではそこまで深刻ではありませんから。
アメリカは新型コロナウイルス撲滅へ大きく前進すると思います。
想像以上の厳しさですから。
医療機関の逼迫は、重症患者と突然急変して悪化する患者に対する負荷が大きいはずです。ワクチンは、そこを改善することが期待出来るはずですから。