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タブーに切り込め!ここがおかしい「日本の保険」
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「産業競争力を左右する最新技術の特許出願数で、日本は世界をリードする国の1つであることが示された形です。」

NPで何度も発言してきましたが、特許出願数は1つの指標、くらいな気持ちで眺めると良いと思います。

文字数の制限もあるので、簡単にまとめます。
・出願数であり、成立数ではない。審査請求されないものや拒絶されるものも多い。
・ソフトウェアは特許として守りにくい。侵害された時、それを証明するのは特許を持っている側。ハードウェアや薬品は分析しやすいが、ソフトウェアは証明困難な場合も。
・日本の企業は伝統的に(ノルマとして/惰性的に/防衛的に)特許を出願するものも。マネタイズに至るにはちゃんとした出口戦略が必要。
・AIはオープン化の流れが主流。必ずしも特許と矛盾する話ではないけど、あえて特許化しない戦略をとる組織も。
・難関国際会議では日本からの発表は「ああ、あったの?」って言われるくらい投稿数も採択数も雀の涙程度。

できれば特に企業さんには特許だけでなく国際会議での発表やブース展示でもご活躍いただきたいと思います。底力はあるのだから。
日本の技術力は世界トップレベルでありながら、特許の事業化,商業化ができていないという問題は以前から指摘されている。もう一つ日本の特許出願の特徴は国際共同出願が極めて少ないということ。異分野,異文化との化学反応がイノベーションを起こす原動力になりうることを考えると,ここも日本の課題。
まあこの数字の持つ意味や議論は多々あれど、たまには素直に褒めて良いのでは。あとはもう一方の課題、グローバル経営人材を頑張る事が、研究で勝ってビジネスで負けないための要件。
特許出願数はあくまで一つの指標だと思いますが、日本企業がAI領域にどれくらい力を入れ始めたかの物差しにはなると思います。

ただし、より重要なのがAIの実装量。
サービスやプロダクト、もしくは業務プロセスの中にAIをどれくらい実装できるかが問われます。またAI実装によって生み出す価値の量、たとえば生産性の向上やQoLの向上などが本来的にはターゲットとなるべきでしょう。

もちろんAIにおける特許取得などかかわるメンバーはAI知識が得られる経験ができるので、そのような人が(特許出願した技術も使いながら)AI実装に向かっていけるような流れを作れるとよりよいですね。
他の方も書かれてますが、特許数よりも、データの活用に関する法整備の充実や、周辺インフラへのセキュリティ基準の整備など、この辺りをやっていかないといかんと思うわけです。
日本企業には潜在力があることがわかる。
それをプロダクトにして、広げていく力が、日本と米国を分けているのは明らかで、ここをどうやって詰めていくか。今進んでいる規制改革が、大きな鍵を握るはずです。
出願数なので特許数ではないですね。それでも出さないよりはマシだと思いますが、しっかりと特許が取れて初めて意味があることを意識しなくてはと思います。
特許をどう活かして「ビジネス」するか?
そこまでできてこその競争力だと思います。
良いニュース。ものづくり領域で沢山の成果を生み出す!
母数がある方がその中で、ビジネスに繋がるものもあるはずです。

量から質に転換することを期待します。