【実践解説】機能するKPI、しないKPIの分かれ目
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KPI解説記事の第二回です。今回はKPI同士のつながり、たとえば「本当に広告宣伝すれば売上は上がるのか?」を検証する相関分析について紹介します。
オリエンタルランドの決算資料、マクドナルドのニュースなども紹介しながら、KPIのつながりを簡単に分析してみました。
みなさまのKPI策定の参考になれば幸いです。KPI設計疲れ、運営できるKPI(体力を残すこと含め)というのは本当にそう思う。
個人的には、現場で「勘」がある人を、設計するのが上手な方がサポートして(それが一人でできればもちろん素晴らしいが…)、1丁目1番地を決めることが重要だと思っている。それで運用してみる。そして運用して回り始めて、部署などをより細かく分けて精緻化していくフェーズになったら、さらに掘っていく。事業のフェーズで何がフォーカスかも変わるし、その際に上位をいじれば下位も変わるし、上位は変えずに下位だけ変えて精緻化するフェーズもある。その全体感と、どうしてこれを掲げているのかというアラインメントが最重要だと思う。
KPIやデータの活用という点で、下記のワークマンの考え方も、興味がある方は併せてご覧頂きたい。
https://newspicks.com/news/5295098タイトルと異なり相関分析の基礎的な解説、という内容ですが、アマゾンでもMetricsという呼び方で各事業やプロジェクトの管理をする指標を設定してモニタリングすることを習慣化しています。
呼称はさておき、よく言われるように、指標設定時の要点は、「SMART」であること、だと思います。これらを意識して指標を設定しておくと、物事が動き出してからの意思決定を迅速、効果的に実施できます。
Specific 具体的であること
Measurable 計測可能であること
Achievable 達成可能であること
Relevant 関連していること(コントロール可能であること)
Time-bounded 期限が定まっていること