2020年のアプリ消費額は過去最多の約12兆円、ダウンロードは1300億回
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この記事は必読。コロナによるモバイル化、デジタル化のトレンドを知る意味でも、またiOS、Androidの消費の状況を把握するにもランドスケープは知っておくべき。APP ANNIEを普段からみている人にとっては当たり前ですが。
AndroidとiOSのこの記事から分かる特徴は以下:
1)Androidは無料アプリもしくは課金を伴わないダウンロード数がiOS対比多い
2)iOSはAndroidよりもゲームプラットフォームとして機能しており、DL数では劣るがマネタイズ力という意味ではAndroidを凌駕している(※なので今年話題になった某ゲームアプリとの論争に発展する)
あと個人的には以下のデータが気になりました。
「Androidの使用時間は2019年比25%増の3兆3000億時間だった」
1日8時間とすると365日で2920時間な訳ですが、この利用ベースで11.3億人に相当するんです。全人口の15%。しかもiOSを加えると20%を優に超えますね。恐ろしい時間の奪われ方。コロナ禍の中で可処分時間が増え、顕著にゲーム利用が増えています。
スティーブ・ジョブズ氏は、自分の子どもにiPadもiPhoneも触らせず、デジタルに触れる時間を制限していたことが有名です。
人と触れ合えなくなる環境の中で仕方がない側面はありますが、アプリゲームばかりやっている生活が健全だとは思えないので、適度な時間に抑制されると良いですよね。
それから、これはコロナ禍とは関係ないですが、月間アクティブユーザ数の上位4位までをFacebookが独占をしています。
Facebookには、現在解体の危機が迫っていますが、このデータをみると致し方ない側面もあるのかと思ってしまいます。色んな場所で人々がalone togetherな状態になっているのを見かける。その度にデジタルは本当にヒトの生活を豊かにしているかと疑問に思ってしまう。確かにゲームとかSNSは面白いのだけれど、結局我々が生きているのはリアルなので...