コロナ禍で急成長の瞑想アプリ「Calm」が日本上陸、日本語オリジナルコンテンツも提供開始
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アメリカでのC向けのデジタルヘルスサービスを見ると、継続顧客がついているかに加え、「早い段階でエンタープライズ向けのチャネルを獲得できているか?」はスタートアップの成長の重要なポイントの一つになっています。Headspaceなど含め競合は多いので、「数ヶ月使って、他の安いサービスに乗り換える」という顧客をいかに囲い込むかが重要なのですが、単にサービスの機能拡張を継続的に行うだけでなく、ある程度太いチャネルである企業(企業経由で従業員が利用するモデル)を囲い込むかが重要な論点になります。ただエンタープライズチャネルの獲得はそれなりに時間とリソースがかかるので、対応できるスタートアップが限定されるという面もあります。
尚、Calmと競合のHeadspaceのどちらが市場を取るか、棲み分けるかはまだわかりませんが、HeadspacはCalmとの競争もあり、医療領域や企業向けサービス(Google、航空会社、Nike等)にも注力し始めていますいよいよ本命が上陸ですね。
瞑想やメンタルヘルスは西海岸的なライフスタイルを想起するので、米国発のトップブランドであるCalmに日本のユーザーも惹かれやすいと思います。
コンテンツやUIには繊細が求められる領域なので、さすがに本場で作り込まれて来ている品質は日本のユーザーにも受け入れられる気がします。米国で人気の瞑想アプリのCalmが日本語対応。また、先日2000億円のバリュエーションで75億円を調達したとのこと。ジェイソン・カラカニスも初期投資家として投資している会社です。
『同アプリはこれまでに1億回ダウンロードされ、これは2019年2月の4000万回から増えている。また、同時期に有料会員も100万人から400万人に増えた。』