東京都 新車の乗用車「2030年までに脱ガソリン車」方針固める
NHKニュース
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あと10年なので「工程」がとても大事になると思います。私が住んでいる街でも、時間貸しパーキングの一角に、充電ステーションが併設され、ほぼ利用されている光景を目にしています。
「温室効果ガスの排出量」を実質ゼロにするための取り組みが、各所で加速すると思いますが、エネルギーバランスを考える中で、一番大きい問題はやはり原子力発電の位置付け、割合をどうするのか、だと思います。
最近、手元に届いた電気事業連合会(電事連)の特別号冊子には、高レベル放射性廃棄物の「地層処分」文献調査が行われる北海道寿都町と神恵村の首長インタビューが特集されていました。その巻末には世界で検討が進む地層処分が紹介されていました。
映画『100,000年後の安全』でその存在が広く知られたフィンランドのオンカロは未だ建設中。カナダのオンタリオ州でも最終処分場候補が2つまでに絞られたとのことです。つまり原発は今後使っても、使わなくても、処分問題は消えず、未来まで付き合う覚悟が要ります。
クルマから話が逸れましたが、「排出量」実質ゼロは生活の考え方を変える問題で、ひとりひとりの覚悟が求められると思います。電化を早めることは良いことです。但し、電源自体の脱炭素化を進めないと他県でCO2排出量の多い方法で発電した電源を利用しても、CO2の排出の場所が変わるだけになってしまいますので、国全体で需要の電化と電源の脱炭素化をトータルで考える必要があります。