G7財務相、デジタル通貨規制を強く支持 独「FB通貨認めず」
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ドイツ財務省のことば「羊の皮をかぶっても、オオカミはオオカミのままだ」というのが印象的。実質的にフェイスブックが主導権を握っているLibra協会がLibraからdiemに名前を変えた背景を知りたいですね。
米国では民主党がステーブルコインに対して新法案を発表しました。米国でステーブルコインを発行するには、銀行免許を取得しなければならないというもの。法案名はSTABLE:Stablecoin Tethering and Bank Licensing Enforcement法です。
diemだけでなく、PaxosやGeminiなどの既存ステーブルコインにも適用される見込み。世界の規制当局の圧力はさらに強まりそうです。とともに、中央銀行発行のデジタル通貨CBDCの開発は加速しそう。規制には、二つの側面があるとみています。
一つ目は、国家は通貨発行をコントロールしたいので、デジタル通貨も規制対象におきたいということ。
二つ目は、フェイスブックが国から好かれているかどうかということ。
米国内では独禁法絡みの問題がありますし、EUでもワッツアップの買収絡みで罰金が科せられるなど、信頼関係が強く築かれているようには見えません。
両面から、フェイスブックにとってはハードルが高く、規制されるのは必然だと理解をしています。ディエムに改名したリブラを「「羊の皮をかぶっても、オオカミはオオカミのままだ」と表現するなど、強い口調で牽制しています。
が、Facebookらは、EUに加盟していないスイスでの承認を目指しているので、果たして、EU・ドイツとスイスがデジタル通貨のフィールドでどこまで一枚岩なのか、本件が試金石になるかもしれません。