【新】事業リーダーの必須科目「KPI設計」のキモ
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すっかりなじみのある経営用語になりましたKPIについて、このたび改めて解説させていただきます。
KPIは、売上や利益といった財務指標と異なり、会社やチーム個別に設定できる指標。だからこそ指標づくりに悩まれる方も多いです。
この記事によって、少しでも前向きにKPI策定に取り組んでいただける方が増えれば幸いです。
また、感応度分析やパレート分析など、KPIの優先度を考える際に効果的な分析手法についても紹介させていただいております。面白い記事でした。会社のステージによってKPIに対するスタンスは変わるべきだと思いますが、ファンドにいたときの経験値からして、以下の3つのような観点をすべて満たすものを設計する必要があるなと思っています。
- Effectiveか:会社として目指すべき大きな経営指標にダイレクトて繋がる指標であること(記事にある利益である場合もありますし、状況によっては売上である場合もあります)
- Measurableか:適切かつ客観的かつタイムリーに図ることのできる指標か?
- Controlableか:実際にそのKPIは外部要因に依存していたりせず、内部の人によって改善や削減などが可能な指標なのかKPI管理はビジネス上重要ですね。KPI管理に関して言えば、以下の書籍はとてもわかりやすく参考になります。どちらも元リクルートの中尾さんの本です。
「最高の結果を出すKPIマネジメント」(著:中尾隆一郎)
https://www.forestpub.co.jp/author/nakao_ryuichirou/lp/kpi/
もう1冊・・・
「最高の結果を出すKPI実践ノート」(著:中尾隆一郎)
https://honto.jp/netstore/pd-book_30424108.html
・KPIは「事業成功の鍵」の「数値目標」
・KPIマネジメントにおける4つの主役(MC4):
・Goal=KGI(Key Goal Indicator)
・CSF(Critical Succsee Factor)=KP(Key Performance)+I=KPI
・事業の最終ゴールの数値目標であるKGIを達成するための成功の鍵がCSFであり、それを数値目標にしたものがKPI
・KPIはKGIの先行指標である必要がある
・KPIは信号なので「一つ」でなければならない
・一番弱い箇所を強化するのがKPIマネジメント。制約条件理論に基づく
・すべての従業員がKPIを把握して状況に合わせて行動する