運賃「往復1万円」はアリか? 世界基準で見直す“富士山を登る鉄道”の価値
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ぜんぜん、ありだと思います。富士山のような自然世界遺産は、「サステナビリティツーリズム」を推進しなくてはいけません。
自然のものなので、キャパシティがあるのです。
観光で楽しむと同時に、環境をしっかり守り後世に伝えていかなくてはなりません。
なので、ゴミを平気で捨てるような「意識低い輩(やから)」や、「登山列車の価格設定が高い!」と文句をいうような輩(やから)は、「来てくださらなくて、乗ってくださらなくて結構です」と言って、ある程度、人数コントロールをしないと、オーバーツーリズムや観光公害につながってしまいますし、そもそも、半端な気持ちで来られると、登山は本人にとっても危ないです。命の危険にすらつながります。
世界の唯一無二の自然観光資源は、たいてい、恐ろしく高かったりします。山田さんが書いていらっしゃるスイスの登山鉄道もそうですし、ガラパゴス諸島に向かう船などもとても高額です。(私はエクアドルに2週間、学生時代にバックパッカーで滞在して、ガラパゴス諸島にすごくいきたかったのですが、高額さに諦めました。w つまり、貧乏学生バックパッカーは、ガラパゴス諸島の自然資源や生物多様性に寄与する金額を落とせないので、お呼びじゃないのです)
ところで富士山は本当に素晴らしい。何が素晴らしいといえば、その独立性ですね。高さでいったら、2位の北岳は、3193メートルで、富士山と600メートルぐらいしか違わないんですけどね。
日本で、第二位の山は?と聞かれて、「北岳」と答えられる人が、何割ぐらいいるでしょう。連峰なので、周りの山も高くてですね、埋もれちゃうんですよね。(笑)
あの富士山の独立性・孤高性が、スイスのマッターホルンもそうですが、シンボリックであり、信仰の対象であり、多くの文化にも絡んできたということですね。安売りするべきではありません。^^スイスの登山鉄道の運賃と比べれば、富士山登山列車の往復1万円は決して高くはないと言えます。但し、スイスの登山列車は頂上駅や途中駅を起点とした様々なアクティビティがシーズンに合わせて提供(夏のトロッティバイクや冬のソリコースなど)されています。観光列車として景観を楽しむだけでなく、沿線を活かした多様な楽しみ方が出来るようになれば「世界水準の観光登山列車」としての価値も高まると思います。
「往復1万円」でも十分にありだと思いますし、実現してほしいです。ワクワクしました。
駐車場の二次交通も解決する可能性がありますし、訪日外国人の受入を強化するなら十分にありだと思います。マチュピチュ行くときの電車も片道65USまでインフレしていますが、普通に遊びに行きました。
交通以外にも、ガイドツアーや飲食など、人気観光地でどうお金を落とさせるのか総合的に考えていきたいです。