中国企業、米上場廃止に直面も 下院でも監査法案可決
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中米資本市場についての簡単なFactの整理
①中国企業にとって米国IPOはもはや10%に満たない
・2019年320件中、上海/深圳130、STAR科創板70、
香港90、米国30
・既に大陸/香港との両天秤が始まっている
②米国上場中の中国概念株のパフォーマンスは直近で米国
平均をoverperformしている(はず)
・特にTMT/EV
③中国国内の外国人投資家比率は急激に高まっている
・残高ベースで2017年から3倍(1.5%→4.5%)
・香港経由での外国人売買高比率が2%→12%
④中国国内で外資投資銀行の独資進出が相次いでいる
これらを冷静に見ると「単純にdecouplingしています」
と言うよりも、
・ビジネスベースでは中国も色々と手を打っているし
・米国金融もしたたかに、次の利益のタネとしてまだまだ
中国周りのビジネスチャンスに食らい付いている
(元々、中国企業の米国上場は中国とウォール街が
結託して作ったwin-winのスキームであった)
というようなことが見えてくると思います
あまりイメージに振り回されずに、冷静に立ち回りたいものです香港、上海の科創板、深センなどの市場に回帰してそれらの市場が活況になるということなんだろう。たぶん、対象となる中国企業はそれほど困らない。米投資銀行が香港市場でIPO絡みの業務やるのを禁止するとか、そっちのほうが遥かに効果ありそうだけど。まあ、無いわな、それは。