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アフターコロナの時代になっても、以前のような会社へ全員が戻るようなことなく、テレワークでビジネスが進んでいるスタイルならば、より一層東京に集中せずともよくなります。
あの満員電車がつらくて、会社の近くに住む、または保育園の近くに学校の近くにと選んで住んでいたひとも、物理的に会社に行かないならばもっと地方でゆっくり住む場所を探す方に動くのではないでしょうか。
子育てがしやすい地域がより選ばれそうです。
委員会詳細
https://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/kokudoseisaku_tk3_000119.html
私たちは乳幼児二人を育てるアラフォー夫婦ですが、このコロナになって東京の保育園に子どもを預けて仕事をし続けることへの抵抗感と、どこへも東京だといけない閉塞感から、栃木県の那須に移住しました。
栃木に来てから、「地に足がついた」生活ができるようになった気がしていて、子どもも伸び伸び育っていくし、私たち大人もサステナブルな形で時間を大切にしながら生きれるようになった気がする。今まで忘れていた大切なものを少しずつ取り戻していると感じている。
この記事でもあったけれど、本来の東京の魅力は「便利さと娯楽」とはその通りだと思っていて、栃木に来て失ったのはUber eatsがないとか、自転車や歩いてどこでも行けるという便利さ。またアートや色々な情報は東京だとチームラボしかりどこかに分かる形でいつでもあるけど、地方はあるけど(特に那須は!) 情報へのアクセスは努力が必要。
でもそもそも、便利さや娯楽っていうのはどこまでどんな風に必要なのかということを、問うことも大事なのじゃないかと思う。
便利じゃないからこそ、丁寧に感謝して自分の身の丈にあった(流行りの言葉ではサステナブル) 生き方ができる。娯楽という自分の外にある刺激を求めるのではなく、目の前で移りゆく自然だったり、目の前にいる人との時間を尊く向き合える自分の内面を大切にする。
地方移住だけが全ての答えじゃないけれど、東京に住んでいると色々なことを忘れてしまいがちなんじゃないだろうか、と思っている。
震災後、宮崎にIターンしてたことがありますが、生まれてから東京の人間にとってはポジティブな面もネガティブな面もありました。ネガティブな面の1つは、東京でやっていたような仕事が地方にはないってこと。住む土地も変えて、人間関係も新たにしなければならない中、新しい仕事は心理的負担感強いです。リモートワークはそのネガティブな面を解決したものであることは確かです。
ただ、世界的に都市部への人口集中が進んでいるのは、①リアルな出会いがビジネス等のチャンスを広げることと、②同類婚の相手を探しやすいことが挙げられています。
コロナが収束すれば、(私は)必ず東京への人口流入が戻ると考えています。
ワクチン接種も始まろうとしている今、もう少し様子を見てもいいと思っています。
なんとなく「東京は住みづらく、子育てもしにくい」と言うイメージがあるのかもしれませんが、東京が故郷で東京を愛している人もたくさんいると思います。東京を「故郷」と言う観点で見てみることも忘れてはいけないと思います。
日本全体に巻き起こる極端な思考の振れが怖いんだよな。日本は。