2020年代は「大失業時代」到来か 「人よりテクノロジー」産業構造の変化も背景に
コメント
注目のコメント
近未来に、指数関数的に人工知能が発展する可能性は否定できませんが、ゴールを明確に数値化出来て、達成に必要なデータをきれいに揃えることができる領域は限定されています。
この10年で言えば、人間でなければ遂行できないことは、まだまだ溢れているはずです。
ただしロナの影響もありますし環境変化は必然なので、今までと同じ仕事があり続けるわけではないです。サービス業の形もよりデジタル化されるでしょうし、新しい分野での挑戦を強いられるケースは増えるはずです。
学習コストを嫌わずに摩擦を乗り越える姿勢が重要になりそうです。「大失業時代」というキーワードはミスリードかな、と思います。
当然、特定の業種・職種について、AIなどのデジタルに置き換わるものもあると思いますが、「日本の労働人口の絶対数の減少」と「新たに生まれる需要」を勘案すると、結果としては「数」という意味では現状維持に落ち着くのではないでしょうか。
多くのクライアントが、今回のコロナによるデジタル化は、「既存の潮流が加速した」という印象で、想定外の方向にデジタル化が動いた、という印象ではないようです(私もそのように感じています)。
「産業構造の変化」は、コロナ前から
・製造業:モノづくり自体へのロボティクスの活用。「モノ」づくりから、IoTで収集した「データ」を活用するビジネスへの転換
・金融:ブロックチェーンやAIの活用による存在意義の見直し
・弁護士・会計士・コンサルタント:単純なリサーチ・分析作業のデジタルへの置き換わり。価値の出し方の転換
・中間流通:付加価値を提供出来ない場合、淘汰
というように、既存の構造変化は始まっていました。
そういった「デジタルが出来ること」を理解した上で、人間である自分は社会に対してどんなvalueを出せるのか、valueを出し続けられる産業や職種は何か、を考えていくことが、こういった「大失業」のような言葉に巻き込まれないようにする上で、重要かと思っています。大失業時代は 悲観的すぎる。 もちろん人よりテクノロジーのという職種も多いだろう。 一方で人だから価値を生む仕事もあるしこれから作られるだろう。
要は自分がどんなスキルを持ちどのような職業を選ぶかではいか?