1日に3時間働けば、十分に生きていける社会がやってくる
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生きていけるの定義によると思いますが、根本は食糧とエネルギー以外は全て余暇ですよね。なので効率よく食糧とエネルギーを分配できる仕組みがあれば、それ以外は経済システムをどうするかだけの話であって、ベーシックインカムはその手法の一つかと思います。
しかし、その食糧を担う農業ビジネスが後継者問題等で高齢化が進んでいるのはおかしな話かと思います。
今正に技術革新から農協だけでない新しい流通システムなどが注目され始めていますが、人工照明と水耕栽培などの農地に囚われない技術革新も含めて日本がリードしていくことを楽しみにしています。ケインズが予言したヒマ化は機械化で実現した。空いたヒマを新しい仕事で埋め、結局忙しい。次はAI・ロボットの「超ヒマ社会」が来る。空いたヒマはまた新しい仕事と遊びで埋めて、結局忙しくなるだろう。ただ今度は猛烈に機械が稼いで富が集中するので、ベーシックインカムのような超 分配政策が重要になる。
再掲
https://newspicks.com/news/5408853
働かせられていると思ったら負け
ついでにデイビッド・グレーバーをクソ仕事の著者とだけ紹介するのは、真性アナキストのグレーバーもあの世で浮かばれません。本田圭佑ですら読んでいる負債論は、中身は大したことは無いですが、読むとグレーバーのふつふつと煮えたぎる反政府思想がかいまみえて面白いです。
政府のイヌみたいな仕事なんかすんなよ!というのが、グレーバーの本意ではないですかね。
追記
グレーバーのエッセンシャルワークは、イリイチのコンヴィヴイアリティ(自律共生)のための労働につなげられなくも有りません。創造的失業も書いてますからね。
吉本隆明がボードリアールと対談した際に、吉本ならではのアナキズムを開示した例として、生活必需消費を選択消費(嗜好品など生きる上では必要とはされないとする財の消費)が上回り、これで民衆もやっと消費行為によってありたい世の中を選べるようになったといったニュアンスの発言をしています。
現代はそのバランスが成長や効率を重視し過ぎたきらいが有りますが、アナキズムが今後どういった方向で政府を不要としていくのか、グレーバー亡き後ジジェクと対談しているマルクス・ガブリエル辺りがまたぞろ言いそうな予感がします。