10月の失業率、3.1%に悪化 雇用にコロナの影響続く
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季節調整値で見ると、就業者は前月から+3万人増えてますが、非労働力人口が▲26万人も減ったこともあり、失業者が+8万人増え、失業率も上がっているという状況です。
おそらく、コロナショックで職を失うも非労働力化していた人たちが職探しを始めたことで、失業者が増えたということでしょう。
そう考えると、潜在的な失業者はもっと多い可能性があると思います。昼間のジムに行くと、労働市場に参加しようとしている潜在労働者の動向が分かります。
夏頃は、アルバイトのシフトに入れないので昼間にジムに来る回数が増えた!と軽く話している人を見かけましたが、最近では、××さんは、パートを始めるみたい…という話しの方が聞こえて来ます。
世帯収入が下がり、娯楽費ではなく生活費の補填に働かなくていけない中高年が増えると、昼間のジムは空いて来ます。
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最近のジム、昼間のスタジオプログラムが空いて来ています。現場に近い感覚として、雇用調整助成金の特例措置で企業内に失業予備軍が溜まっている状況だと感じます。
違う言い方すると、助成金があるから売上が落ちてもなんとかリストラせずに企業は踏ん張っている。
どの企業もリストラなんかしたくないし、大事なコア人材を失いたくない。
ただ、この我慢にも限界あるし、助成金の特例が廃止または縮小されたときに、一気に失業という形で吹き出すのは必至。
個人的には、この助成金の扱いが政治的にはもっともリスキーだと感じます。