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現にロシアに少なからぬ国土を簒奪されているウクライナとしての期待は、北方領土問題を抱える日本人としても理解できます。
しかし他方で、今回のカラバフの件が大使の期待を裏書きする事態であるかどうかはまた別途検討を要すると思います。

そもそも今回、ロシアの同盟国であるアルメニアをロシアが支援しなかったのは、2018年のアルメニア民主化革命で成立したパシニャン政権を適度に弱体化させるためでしょう。
結果的に、ロシアはアルメニアを支援しないことでパシニャン政権をよりロシアに依存させ、アゼルバイジャンとの関係は悪化させず、なおかつ南アフカスに平和維持部隊を展開させる権利まで得ました。
これらはいずれも南カフカスにおけるロシアの影響力を強化するものであり、日本やウクライナが抱える領土問題の解決に影響があるかというと、あまりない、もしくはむしろ悪影響があるというところではないかと思っています。

それはそうと、ロシアに東西で向き合う仲同士、ウクライナとの関係強化は是非進めて欲しいですね。
近時の力による現状変更の嚆矢となったロシアによるクリミア半島の併合。欧米から制裁まで受け経済的に考えたら全く割に合わないはずですが、クリミア半島はロシアから黒海を経て地中海に到る大事な出入り口で、その地中海には西側軍事同盟の一員でモスクワの喉元に短剣を突き付けるかようなトルコが位置しています。地中海への出口を確保したからかどうかは知らないけれど、西側軍事同盟の一員だったトルコがロシアから地対空ミサイルを買って欧米と揉めている。北方領土と同じく希望が膨らむ局面はあるのでしょうが、ロシアが手放すとは思えない・・・ (・・;