東証トラブル 金融庁業務改善命令へ 経営陣厳しい判断迫られる
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注目のコメント
原因究明までのプロセスは非常に速く、情報公開についての姿勢にも問題はありませんでした。
そもそもの人為的ミスを防げなかった背景を正して、金融庁としてもきちんとその動きを監視するための業務改善命令です。お灸据えるとかただ注意するだけのものではありません。>システムの機器が故障した際、バックアップ機能が正常に働かず、トラブルの後、速やかに売買を再開させるためのルールがなかったことなどが原因でした。
内部統制の評価を生業としている身として言えば、ルールが無かったことは原因ではないと思いますね。
ルールが有ろうが無かろうが、再開させるのは当たり前の意識はあったと思うんです、普通に考えて。
ルールというのが復旧のための手順だという意味であっても、何が原因か分からないと復旧できる訳がないんです。
地震の避難訓練とは意味が違うんですよ。こういう障害は。
不正アクセスによる障害かもしれないし、ハードウェアの故障かもしれないし、ネットワーク機器の故障かもしれないし、プログラムにそもそもミスがあったのかもしれないし、いろんな原因要素がありますよね。
で、しかも根本原因はメモリ故障でしたよね。
更に、メモリ故障した際のバックアップ機能への切り替えが設定漏れによって切り替え出来る状態になっていなかった。
それをルール(マニュアル)の不備だなんていうのは、原因を歪曲しているとしか言えない。
まぁ、東証自身がマニュアルの不備だと言っているんですけどね。
こう言いたくなる理由は分かります。そう言えば、ルールを見直せば是正したことになりますからね。
是正可能な原因を言いたくなるものですよね。
でもね、どう考えてもルール不備じゃないですよ。システムトラブルを巡り、金融庁が日本取引所グループと東証に対し今日にも業務改善命令を出す方針とのこと。
・システム障害で東証に業務改善命令へ 金融庁方針 2012年以来4回目(毎日新聞)
https://newspicks.com/news/5420132/