巨大労組「全トヨタ」の与党連携強化 共産と協調の立民に不満 自民は期待

コメント

注目のコメント

• 前田 康三

  トヨタみたいな輸出大企業の労組から見れば、共産党と連携して原発ゼロや輸出企業に対する還付金の廃止を検討する立憲民主党を支持する積極的な動機は少ない。むしろ原発の再稼働はもちろんだけど、日本の基幹産業である自動車産業を重視し、税制面の優遇など積極的に進める自民党のほうが支持する動機が多い。今まで腐れ縁で野党を支持して来たけど、野党より与党のほうが支持する利点が大きいので、トヨタ労組の軸足の転換は自然と思う。
  連合傘下の労組は必然的に国民民主党や立憲民主党を支持するけど、産業次第で野党より与党のほうが労組にとって支持するメリットが大きい場合もある。電力や自動車は典型例だと思う。与党も労組という組織票が支持母体に加わる意味は大きいので、与党の足腰の強化に加えて、野党の支持母体を切り崩す意味で、労組を勧誘すると思う。与党と労組には奇妙な連携がある。