「データ中継衛星」搭載のH2Aロケット43号機打ち上げ
NHKニュース
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このデータ中継衛星はLUCAS:Laser Utilizing Communication Systemと呼ばれる光衛星間通信システムを搭載している。データ中継技術衛星こだま、光衛星間通信実験衛星きらりで実証された技術を受け継いでいる。光衛星間通信も運用フェーズに入ってきた。
H-IIAの初号機打ち上げは2001年.19年かけて43号機まで到達しました.
一方,同等の打ち上げ能力を持ち,かつ部分再利用可能なSpaceX Flacon 9は2010年の1号機打ち上げから,10年経ったつい先日の11月25日に100号機の打ち上げを成功させました.
https://spaceflightnow.com/2020/11/22/spacex-going-for-new-rocket-reuse-record-on-100th-falcon-9-launch/
野口さんの打ち上げ後,2回も打ち上げています.
打ち上げ頻度の低さ.
それは原因でもあり結果でもあるのですが,日本の問題点はこれにつきます.
余談ですが,H-IIAの前のH-II(初の純国産液体ロケット)は90年代後半から2000年にかけて連続して打ち上げに失敗し,JAXAの前身のNASDAや三菱重工はボロクソに叩かれ,日本のモノづくりの失墜と言われました.今となっては思い出です.順調に打ち上げが進んだのは何より。SpaceXが価格破壊を起こした打ち上げ市場において、こうした官需で日本のロケットを支えている。この官民の関係を維持する意味でも打ち上げ成功は商業打ち上げよりも重要になってくる。